夏だ!茄子だ!鶏油で作る、旨味が浸みこんだ茄子の煮びたしのレシピ

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なすの煮びたし

水桶にうなづきあふや瓜茄子 与謝蕪村

蕪村らしい、なんとも愛嬌のある句です。茄子は晩夏の季語。暑さがまだ厳しい折、水を張った木桶に茄子を浮かべたら、互いにおしゃべりをして頷き合っているように見えた、そんな様子が目に浮かびます。茄子といえば、あの色!ツヤ!茄子紺ともいいますが、あの濃い紫とぴかぴかつやめく様子が少し不思議な可愛らしい野菜です。

さて、夏から秋にかけては茄子が大変美味しい季節!(「秋茄子は嫁に食わすな」なんて言葉もありますしね…^^;)

新鮮な茄子がたくさん手に入ったので、近所の釜飯屋さんのおじさんがいつもくださる鶏油を使って、旨味たっぷりの煮びたしを作ってみました。もちろんサラダ油を使ってさっぱりした味もまた美味です。

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材料 4人分

・茄子 4本
・だし汁1カップ
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・鶏油 大さじ3 (なければならサラダ油でも可)

作り方

1.だし汁・醤油・みりん・酢・砂糖を大きめのボールで合わせておく。
茄子は洗い、ヘタを取ったら、縦に切る。さらに茄子の表面をヘリンボーン柄に左右から斜めに切り込みを入れる。

2.さらに縦に切る。

3.フライパンで鶏油を熱して溶かし、茄子を皮の方から入れ、綺麗な紫色になったら、ひっくり返して素揚げにする。
!ポイント!
この時に皮の表面全体ににしっかり油を回し、吸わせることで、煮た時に色が抜けるのを防ぐことができます。また、揚げすぎるとやはり熱で色が抜けてしまうので注意!
皮が綺麗な色になったら、白い部分も油で揚げてください。

4.合わせておいただし汁の中に3を入れる。
※もし他にも茄子の素揚げを使った料理を作る場合は、同じフライパンに鶏油やサラダ油を足して使うと便利!
我が家では、この日のもう1つの献立、鶏肉のトマト煮込み用の茄子も一緒に素揚げしました。

5.4をホーロー鍋に移し、軽く煮たら火を止める。
※長く煮込むと色が抜けるので注意!冷めてくるときに味が浸み込むので必要以上に熱を加えない。

 

小葱や大根おろしを添えたら出来上がり!

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