
向田邦子が編集者達に振る舞った『常夜鍋』レシピ
向田邦子さんが愛した家庭料理「常夜鍋」。編集者仲間と囲んだこの鍋は、シンプルさの中に深い味わいがあります。この記事では、向田流常夜鍋の背景、作り方、そして現代の暮らしに合うアレンジまでを徹底解説します。
向田邦子のエッセイに登場した鍋「常夜鍋」の背景
『夜中の薔薇』の中で語られた「常夜鍋」は、彼女の料理哲学を象徴する一品です。
華美さを削ぎ落とし、素材の持つ力を信じる――それが向田流の真髄。
彼女が多忙な執筆の合間に、気心の知れた仲間たちと語らいながら食べたこの鍋こそ、日常の豊かさを体現しています。
具材100%の魅力:豚肉とほうれん草だけ
常夜鍋の材料は驚くほど少ない。
豚肉(肩・もも)とほうれん草、それだけ。
余計な具材を排除することで、素材のうま味が引き立ち、毎晩でも食べ飽きない軽さが生まれます。
「常夜」と名づけられた所以は、まさに“毎晩食べられる鍋”だからです。
向田邦子が編集者達に振る舞った『常夜鍋』レシピ
常夜鍋の材料 2人分
- 豚肩 200g
- 豚もも 100〜150g ※豚肉の薄切りがだいたい300g強
- ほうれん草 2袋 (1袋だと若干足りず、2袋だと余る…)
- 日本酒(料理酒)
- 水 ※酒:水の割合は4:6 (酒の匂いが気になる場合は3:7でもよい)
- にんにく1〜2かけら 皮をむいて、芯を取り、半分に切る。
- 生姜 小さめ1つ 皮をむいてそのまま鍋へ入れる。
- 国産レモン1個
- 醤油 適量 下準備
向田邦子が編集者達に振る舞った『常夜鍋』レシピ
常夜鍋の作り方
⑴ほうれん草を切らずに軽く湯がく。シュウ酸を取り除くため。我が家では水道管を傷めないように水を流しながら、熱湯をほうれん草に満遍なくかけ、その後水洗いしている。 おひたしのように茹でてしまうと鍋でしゃぶしゃぶしたときにグニャっとしてしまう。少しシャキシャキした食感を残すためにあえて熱湯をかけるだけにしている。 シュウ酸が気になる場合は湯がいてもよい。
⑵ほうれん草を1/3程度に切り、お皿に盛る。
⑶豚肉もお皿に盛る。
⑷生姜、にんにくをなべぞこに入れ、水と酒を上記の割合で入れる。
⑸レモンを半分に入り、醤油も用意しておく。
向田邦子が編集者達に振る舞った『常夜鍋』レシピ
常夜鍋の食べ方
器にレモン半分を絞り、醤油を入れる。これがつけダレ。鍋の水分が沸いたら、豚肉→ほうれん草→豚肉→ほうれん草…の順にしゃぶしゃぶし、その都度タレにつけてたべる。
シンプルなのに、本当に美味しいです。
常夜鍋の美味しさは、素材も少なく調理も簡単なのに美味しい
鍋といったら白菜とかたくさんの食材を用意しないといけないが、とってもシンプルで家にあるものでほとんど終わり。肉とほうれん草などシンプルなもので良いので食材にこだわる余裕もある。
あれもこれも。。と選ばないで食べながら会話も弾むし良い料理だなって感じました。

常夜鍋レシピのポイントはレモンと醤油だけをつけて食べる!

具材は、豚肉とほうれん草だけ!シンプルがうまい!

軽くしゃぶしゃぶして醤油とレモンにつけて食べます!美味しいよ!
このレシピの注意してもらいたい点
ついつい他にも具を入れたくなってしまいそうになるシンプルなレシピです。だけど、本当にこの素材だけで楽しんでもらいたい。本当に美味しくて何度食べても飽きない。
向田邦子の『常夜鍋』のコツ
世の中には、いろんな種類の常夜鍋のレシピが存在するのですが、向田邦子さんのシンプルなレシピが一番美味しかった。シンプルすぎて色々やりたくなると思うけどシンプルに楽しんでみて!
シンプルがゆえに衝撃の走ったのは向田邦子さんのレシピ
シンプルでやることが少ないのに、とっても美味しい冬の定番向田邦子さんの常夜鍋のレシピでした。
向田邦子とは
向田 邦子は、テレビドラマ脚本家、エッセイスト、小説家。第83回直木賞を受賞。 週刊誌のトップ屋時代は幸田 邦子名義で執筆していた。共同ペンネーム「葉村彰子」の一員でもある。
レモンを絞るのは、こちらが便利。
今日からできる!向田流常夜鍋始動ガイド
まずは材料を最小限にそろえて、週末に一度試してみましょう。
大切なのは“盛りすぎない”こと。
素材の声を聞く、静かな鍋時間を持つことが、向田流の本質です。
料理の原点に立ち返る体験が、必ずあなたの食卓を変えます。


向田邦子さんは小料理屋も経営されてましたからねえ。
扁炉(ピェンロー)鍋美味しいですよね!!
妹尾河童さんの絵も素敵で、大好きな料理のひとつです。
妹尾河童さんの『扁炉(ピェンロー)鍋』にならんでお手軽だが美味しい鍋