
濃厚な旨味が自慢!鶏肉のトマト煮込みのレシピ
冷蔵庫に冷えゆく愛のトマトかな
これは寺山修司の句です。
そしてトマトは晩夏の季語です。この句のポイントは何と言っても「愛」ですね。問題なのは「冷えゆく愛」なのか、「愛のトマト」なのか。
愛する人を待ちながら、冷蔵庫では料理に使いたいトマトが冷えてゆくととれば、それは幸せの俳句となります。一方、冷蔵庫の片隅に転がったままのトマトとともに愛も冷えていく様を詠んだのならば、それは悲しみの俳句となります。
寺山修司は熱烈なラブレターを元妻へ送り、結婚。しかしその妻九條今日子とはのちに離別しています。いつ頃の句かによっても解釈は異なりますが、できれば私は幸せの句ととりたいです。
しかし、気になるのは上五の「冷蔵庫に」の言葉。「冷蔵庫」で五音が成り立つものを、敢えて崩してまで六音にするには何か意図があるのでしょう。
すっきりと五音にせず、座りの悪い六音を用いるところに何か不穏な響きを感ぜずにはいられないのもまた事実。
うーん。でもやっぱり真っ赤なトマトは幸せの証としたいところ。。
……と、寺山修司の句の解釈はさておき!トマトの旨味がぎゅーっとつまった鶏肉のトマト煮込みのレシピです。
○材料 4人分
・鶏肉 400g
・トマト缶 1缶
・茄子 2本
・にんにく 1かけ
・玉ねぎ 半玉
・白ワイン 1/2カップ
・オリーブオイル 適量
・鶏油 大さじ2
・塩 小さじ1と1/2
・はちみつ 小さじ1
・胡椒 適量
・バジル 少々 (なければよい)
○作り方
1.茄子は洗い、一口サイズに乱切りにしておく。玉ねぎは薄切りにする。にんにくはみじん切りにしておく。
鶏肉は塩(分量外)を振っておく。
2.鶏油をフライパンで熱し、茄子を皮から素揚げにして、器に移しておく。
!ポイント!
鶏油で揚げることで茄子の旨味が増します。また、皮から揚げることで色良く仕上げることができます。
3.同じフライパンにオリーブオイルを熱し、香りが出るまでにんにくを炒める。
※焦がさないように注意!
4.3に玉ねぎを入れて炒め、しんなりしてきたら、鶏肉を皮目を下にして、こんがり炒める。
5.鶏肉に焼き目がついたら他の面も焼き、白ワインを入れ、蓋をする。
6.トマト缶の中身を全て入れて5分ほど煮込む。さらに塩・胡椒・はちみつを入れて15分ほど煮込む。
7.茄子を入れ、少し煮込んだらバジルを加えてできあがり!
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