Claude CodeでDesign Engineeringを学ぶ。hoverの次に来るUIの作り方

Claude CodeでDesign Engineeringを学ぶ。hoverの次に来るUIの作り方

Claude Codeを追うなら、次に見るべきは「見た目」ではなく「動き」です。
今回のX投稿で大事なのは、ボタンに触れた瞬間だけ反応するhoverから、近づいた時点で反応するUIへ意識が移っている点です。

この変化は、デザイナーにもフロントエンドにも関係があります。
コードを全部覚えるより、まず「どんな動きが気持ちいいのか」を言葉にできるようになるほうが大事です。

近づいた時点で反応するUIが増えている

元投稿では、カーソル位置と要素の中心距離を使ったUIが紹介されていました。

  • カーソルの位置を取る
  • ボタンやアイコンの中心位置を取る
  • 距離が近いほど大きくする
  • hoverのON/OFFではなく、連続的に変化させる

これだけ聞くと難しく見えます。
でも考え方はシンプルです。

「触れたら変わる」ではなく、「近づいたら少しずつ変わる」。

この差で、画面の感じ方が変わります。
ただのリンクやボタンではなく、そこに物が置いてあるように見えます。

実装の中心はpointermoveとgetBoundingClientRect

元投稿のコードは、ざっくり言うと次の流れです。

onpointermove = (e) => {
  document.querySelectorAll(".dock > *").forEach((el) => {
    const r = el.getBoundingClientRect();
    const t = Math.max(
      0,
      1 - Math.abs(e.clientX - r.x - r.width / 2) / 120
    );

    el.style.scale = 1 + t * 0.5;
  });
};

ここで見たいのは、コードの暗記ではありません。

pointermove は、ポインターが動いたときに発火するイベントです。
getBoundingClientRect() は、要素の位置とサイズを取るメソッドです。
CSSの scale は、要素を拡大縮小するプロパティです。

つまり、やっていることは3つです。

  1. カーソルが動いた
  2. 要素との距離を計算した
  3. 近ければ少し大きくした

この3つを理解できると、Design Engineeringの入口に立てます。

hoverだけでは気持ちよさを作りにくい

hoverは便利です。
でもhoverは基本的に「入った」「出た」の切り替えです。

一方で、距離を使うUIは中間があります。

  • 遠い
  • 少し近い
  • かなり近い
  • 真上にいる

この段階を作れると、UIに手触りが出ます。
Vercel、Linear、Arc系のUIが気持ちよく見える理由も、こういう小さな反応の積み重ねにあります。

Opus 4.8で変わるのはコードより学び方

Anthropicは2026年5月28日にClaude Opus 4.8を発表しました。
公式発表では、Opus 4.8はコーディング、エージェント作業、実務タスクで改善されたと説明されています。

ただし、ここで大事なのは「Opus 4.8がDesign Engineeringという公式機能を出した」という話ではありません。
むしろ、こういう細かいUI実装を、デザイナーや非エンジニア寄りの人でも試しやすくなったことです。

以前なら、距離計算、イベント処理、CSS変形を自分でつなぐ必要がありました。
今はClaude Codeにこう頼めます。

アイコンがカーソルに近づいたら、距離に応じて少し大きくなるdock UIを作って。
pointermoveとgetBoundingClientRectを使って、仕組みが分かるように短くコメントも入れて。

この頼み方なら、完成物だけでなく学習にも使えます。

Claude Code更新は全部追わなくていい

元投稿では、Claude Codeの変化として次の話題も挙げられていました。

  • /simplify から /code-review への流れ
  • Plugins
  • 権限管理
  • レビュー設計
  • Hooks
  • Subagents

全部を深く追う必要はありません。
最初は3つで十分です。

  1. 権限管理: Claude Codeに何を許すか決める
  2. Hooks: 実行前後にチェックを挟む
  3. Subagents: 役割ごとに作業を分ける

Anthropic公式ドキュメントでも、Claude Codeには細かい権限設定、Hooks、Plugins、Subagentsの仕組みが用意されています。
ここを押さえると、ただコードを書かせる使い方から、作業の流れごと設計する使い方に変わります。

読み直すときは3つだけ見る

この記事を読み直すときは、次の3つだけ見れば大丈夫です。

1つ目。
Design Engineeringは、見た目だけでなく動きも設計すること。

2つ目。
近づいたら反応するUIは、pointermovegetBoundingClientRect()scale で考えられること。

3つ目。
Claude Codeは、コード生成ツールではなく、作業の流れを作る道具として見たほうが学びやすいこと。

今日試すならこの1問でいい

Claude Codeにこう聞いてください。

hoverではなく、カーソルとの距離で反応するボタンを1つ作って。
初心者が読めるように、pointermove、getBoundingClientRect、scaleの役割をコメントで説明して。
最後に、hover実装との違いを3行で説明して。

これを1回動かすだけで、今回の話はかなり理解できます。
読むだけより、10分触ったほうが早いです。

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参考リンク

attrip

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盆栽、音楽、ブログ運営、日々の試行錯誤について書いています。

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