ブログタイトルは決まっているのに、アイキャッチで止まることがあります。
何を描かせるか迷う。文字を入れるか迷う。ChatGPT や Gemini に渡す前のひと手間が地味に重い。
その止まりやすさを減らすために、ブログタイトルを入れるだけで、アイキャッチ画像用の英語プロンプトを生成するツールを作りました。
狙っているのは、完璧な一枚を作ることではありません。
無料でできる範囲で、十分いい感じに整えて、すぐ次へ進めることです。
公開ページはこちらです。
ブログタイトルからアイキャッチ用プロンプトを作るツール
このツールでやりたかったこと
やりたかったのは、単なる入力補助ではありません。
ブログタイトルを視覚コンセプトに変えることです。
タイトルは、そのままだと画像にしにくいことがあります。
- 利他とはなにか
- ChatGPT手相占いは危ない?
- 2026年の梅雨入りは早い?
こうした言葉をそのまま描かせると、要素が増えすぎたり、文字に頼りすぎたりしやすいです。
すると、何を見せたい画像なのかがぼやけます。
そこでこのツールでは、タイトルをいったん解釈して、次の4つに分けます。
- 主題
- 感情
- 象徴
- 1モチーフ
そのうえで、画像生成に渡しやすい英語プロンプトへ整えます。
なぜこういう形にしたのか
理由はシンプルです。
無料で使える範囲のまま、ちゃんと実用になる形にしたかったからです。
高機能なツールは便利です。
でも、そのぶん設定や判断が増えて、あとから開くのが重くなりやすいことがあります。
一方で、静的なジェネレーターなら次の良さがあります。
- 無料ですぐ開ける
- 起動が早い
- 必要なときだけ使える
- 同じ操作でまた使いやすい
ブログ運用では、この「またすぐ使える」がかなり大事です。
毎回ゼロから考えなくていいだけで、止まる回数が減ります。
言い換えると、このツールは「細かく作り込むための道具」ではありません。
無料でやる。すぐ開く。そこそこではなく、ちゃんといい感じまで持っていく。
そのための道具です。
特徴
入力するのは、ほぼこれだけです。
- 元のブログタイトル
- 画像サイズ
- Style
- 文字の扱い
サイズは 正方形 と 16:9 の2つです。
Style は 浮世絵 と 70sシンプル の2つに絞りました。
文字の扱いも、まずは 文字なし と 未指定 だけです。
項目を増やしすぎず、迷わず使えることを優先しました。
1モチーフに寄せる設計
このツールでいちばん大事にしているのは、1モチーフに寄せることです。
複数要素を含むタイトルでも、できるだけ象徴的なひとつの主題に圧縮します。
全部をそのまま描かせるより、画像として伝わりやすいからです。
抽象語が中心のタイトルは、人の表情や姿勢に置き換えることがあります。
- 利他: 穏やかでやさしい表情の人物
- 不安: 迷いや緊張がにじむ人物
- 戦略: 意志のある視線を持つ人物
こうして、抽象語を人化して絵にしやすくする方向を取っています。
できること
生成したプロンプトは、そのままコピーできます。
さらに、次のボタンも付けています。
- ChatGPT を開く
- Gemini を開く
このツール自体が画像生成するわけではありません。
ただ、次の生成行動にすぐ移れるようにしました。
設定内容はローカル保存されるので、前回使ったサイズや Style も戻ります。
毎回同じ設定を入れ直さなくていいのも、小さいですが効く部分です。
ソースコードも公開していい形にしたい
このツールは、使うだけで終わりでもいいですが、自分でカスタマイズして使える形にも向いています。
そのため、ソースコードも公開していい前提で考えています。
理由は単純です。
ブログの運用スタイルや、好きな画風や、よく使う生成先は人によって違うからです。
最初から全部入りにするより、自分に合う形へ少しずつ直せるほうが使いやすいことがあります。
どう考えて作ったのか
考え方はかなりシンプルです。
まず、ブログタイトルをそのまま画像にしようとすると、情報が多すぎてぶれやすい。
そこで、いったん意味をほどいて、何を見せるべきかを1つに絞ることを先にやるようにしました。
流れとしては、次の順番です。
- タイトルから主題を拾う
- そのタイトルにある感情や空気を拾う
- 象徴に置き換える
- 絵として見せやすい1モチーフに寄せる
- 英語プロンプトへ整える
つまり、最初にやっているのは翻訳ではなく解釈です。
そのひと手間を先に入れることで、無料の画像生成でもぶれにくくしたかった、というのが出発点です。
カスタマイズするならどこを触るといいか
もし自分でカスタマイズするなら、最初は次のあたりだけで十分だと思います。
- よく使う Style を増やす
- 自分のブログ向けのベースプロンプトを固定する
- 文字ありを前提にした出力へ変える
- ChatGPT 以外の生成先ボタンを増やす
- タイトル解釈のルールを自分のテーマに寄せる
大事なのは、最初から複雑にしすぎないことです。
自分が毎回迷うポイントを1つずつ減らす形で直していくと、道具として使いやすくなります。
こんな人に向いています
- ブログのアイキャッチづくりを毎回考えるのが面倒な人
- タイトルはあるけれど、画像の構図に落とすのが苦手な人
- 文字なしで伝わるアイキャッチを作りたい人
- ChatGPT や Gemini に渡す前の整理を自動化したい人
公開ページ
今後やりたいこと
今後は、次のあたりを少しずつ足す予定です。
- Style の追加
- タイトル解釈の精度向上
- WordPress カスタム HTML 用の1ファイル版
- プロンプト履歴の保存
- 自分のお気に入りの画像作成プロンプトを作って呼び出せる形
まだ最小構成です。
ただ、ブログ運用の中で実際に使いながら育てていく前提なら、この軽さは残したいと思っています。
無料でさっと使えること自体が、このツールの価値だからです。
将来的に足すなら、細かな設定画面を増やすより、自分のお気に入りの画像作成プロンプトを先に作っておいて、それを呼び出せる形のほうが自然だと思っています。
毎回ゼロから細かく決めるより、自分の型を持っておけるほうが使いやすいからです。
まとめ
ブログタイトルが決まっていても、アイキャッチ画像で手が止まることはあります。
このツールは、その迷いを短くするために作りました。
流れはシンプルです。
- タイトルを入れる
- 視覚コンセプトに変える
- 英語プロンプトを作る
- そのまま ChatGPT / Gemini に渡す
全部を自動化する道具ではありません。
でも、無料でできる範囲のまま、止まりやすい場所をひとつ減らすには、これくらいの軽さがちょうどいいと思っています。