生きているだけで100点だ。
なぜなら、どんなに辛いことがあっても、とりあえず生きているからだ。困ったことが山ほどあったとしても、なんだかんだ言って生きている。今日もきっと辛いことがあるだろう。けれど、それでも「生きている」。ただそれだけで十分だ。
そんなことを思っていたとき、息子がふと口にした。
「偉いなー」
その一言にハッとする。
もし自分が逆の立場で、朝から「プリントやって!」とガミガミ言われ続けたらどうだろう。――嫌だ。間違いなく嫌だ。気持ちも萎えるし、やる気どころか反発心すら湧くだろう。
けれど、ただ「偉いなー」と言ってもらえるだけで、不思議と気持ちは前に進む。大人だって、子どもだって同じだ。頑張っていることを認めてもらえたら、それだけで心は軽くなる。
がみがみ言うのは、本当に逆効果だ。言いたい気持ちは分かる。焦りもある。だが、「偉いなー」という一言の方が、ずっと力になる。
だから今日も忘れずに言おう。
「偉いなー」
それで十分なのだ。