私は今日も文字を書く。どんなことを書こうか。そう考えるだけで、いつも心がざわめく。
昨日学んだ動画の作り方。難しかったけれど、面白かった。プログラムも作ってみたい。でも、それよりもっと面白い文章を書いて、それを歌にして、動画にしたい。わがままかな、時間はいくらあっても足りない。そんな風に、頭の中はいつも騒がしい。
でも、隣にいる息子は、そんな私のおかまいなしに、美味しそうに朝ご飯を食べている。そのあまりにも自然で、美味しそうな様子をただ見つめているだけで、さっきまでの焦りはどこかへ消え去っていく。彼はただ、今この瞬間の自分に集中している。その姿を見ていると、ハッとさせられる。
文字を書くことは、誰かのためではない。ましてや、完璧な文章を書くことでもない。書きたいことを、ただ書き出す。自分の学習のために。自分の気持ちや五感を大切にするために。
鼻から深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。4秒吸って、2秒止めて、6秒で吐く。そうして呼吸を整えていると、文字を書くことに対する「めんどくさい」という気持ちが、少しずつほぐれていくのがわかる。
書くことの楽しさを拡張したい。その最初の第一歩は、「今日書きたいこと」を一行だけ書くことから始まるのかもしれない。
「私は今日も文字を書く」
それでいいのだ。その一行が、この混沌とした世界の中で、確かな羅針盤になってくれる。そう信じて、今日も私は文字を書く。隣では息子が、まだ美味しそうにヨーグルトを食べている。