時間は有限なんだ。
そんなことは知っていたつもりだった。
でも、「時間がもうナイ」と言われると、ぜんぜん違う。
何ができるのかを考えた。
昔のことも、たくさん思い出した。
うれしかったこと。
にやっとしてしまうこと。
素敵な所作。
いろいろな思い出が、走馬灯みたいに頭の中を駆け巡った。
いまできることは、笑ってもらうことくらいだった
いろいろ考えた。
でも、結局は笑顔になってもらうしかないんだよな。
それくらいしか、いまできることがないんだよな。
そう気がついた。
「なにかやりたいことあるの?」
それも聞くと思う。
でも、何を残したいとか。
そういう話をするよりも、いまは、ぼくと彼との心のコミュニケーションを少し増やすくらいしかできない気がしている。
もしかしたら、楽しく会話もできないかもしれない。
どれくらい元気かもわからない。
なにもわからない。
でも、笑わせることくらいなら、できるかもしれない。
愛してもらったことしか思い浮かばない
自分との関係を考えると、愛してもらったことしか思い浮かばない。
ぼくはいつも自分勝手だ。
好きなことをやっている。
それでも、たくさん愛してもらった。
最後までゲーセンにいたよ。
すごいな。
そういう姿を思い出すと、悲しいのに、少し笑ってしまう。
今日は会いに行く
今日は会いに行く。
どれくらい元気かはわからない。
どんな話ができるかもわからない。
でも、楽しく過ごせたらいいなと思う。
ちゃんとしたことを言おうとしなくていい。
何かをまとめようとしなくていい。
ただ、そばにいる。
少し話す。
できれば、笑ってもらう。
いまできることは、それくらいだ。
でも、それがいちばん大事なのかもしれない。