眠れる森の美女 チェスキー・クルムロフ プラハ旅行記

チェコに行くならプラハと並んで行ってみたい所があった。それがチェスキー・クルムロフだ。

チェスキークルムロフは、チェコの眠れる森の美女と言われている。チェスキー・クルムロフが最も栄えたのは16世紀だが、その後、街の衰退とともに忘れ去られ、20世紀に発見されるまで当時の街並みがそのまま残された。
周りが森に囲まれていることで、美しい街並みがその後の戦火にも巻き込まれず残ったことから、眠れる森の美女と呼ばれているのだ。

朝、ホテルの人(名前忘れちゃった)がサンドイッチとりんごのお弁当を持たせてくれた。おとといチェスキー・クルムロフのことをいろいろ話してたら、朝ごはん用意しておいてあげるわよって言ってくれたのだ。


ざらざらしたライ麦のパンに野菜やハムやチーズを挟んだ簡単なものだったけど、とても嬉しかったし美味しかったな。持たせてくれたりんごの甘い香りがバスの中に広がっていい気分。
これからの小旅行に期待が膨らむ。

さて、牧歌的な風景を見ながら3時間。そろそろチェスキー・クルムロフへ着く。目的地の手前のバス停もチェスキークルムロフの名前が付いているから要注意。

student ageocyのバスを降り、緩やかな坂を登ると、一気に視界が開け、美しい街並みが見えてくる。

ホテルのチェックインまで街散策。あちこちのお店を覗きながらチェスキー・クルムロフ城を目指す。

途中で見つけた可愛い本屋さん。またもや嫁の足が店の中へ向かう。

店内も素敵。ここは絵本がすごく充実してる。ヨゼフ・ラダの画集を発見!重たいけど、即購入!ぼくたちが買った絵も出てるかな。

チェスキー・クルムロフ城は領主が変わるたびに当時の流行の建築様式で増改築されたことから、ゴシック、ルネサンス、バロック様式が混在した複合建築になっているそうで、ぜひとも見てみたい!

まずはクマがお出迎え。なんでも、城主が狩りに出掛けたときに出くわして、そのままついてきて住み着いてしまったのが始まりみたい。


いないかなー。


いたー!

この壁は16世紀に流行したもので、漆喰を塗ったあと削ることで、立体的に見せるスグラフィット装飾が施されている。つまり、だまし絵の技法だ。嫁はやけに驚いている。うーん、ぼくはだまされなかったけど。。

城の上からは美しいチェスキー・クルムロフの街が一望できる。

赤い屋根が連なり、その間をモルダウ川が流れる。

お昼ご飯はチェスキークルムロフ城のたもとにあるレストラン。
ぼくが食べたのはこれ。チェコのチーズが鶏肉に挟まっている。

嫁が食べたのはこれ。クランベリーソースがチキンとよく合う。

それにしてもハチが多い!養蜂場があるのかな?

ご飯のあとはあちこちのお店を覗きながら、ホテルに向かった。

今日泊まるホテル、すごく素敵!

モルダウ川沿いにあって、川床みたいなレストランで朝食が食べられる。

部屋の中も素敵!

旅行も中盤を過ぎ、疲れがどっと出てきた。ホテルで少し休憩してから、修道院ビールの醸造所、エッゲンベルクへ!ビールが飲めるのはRestaurace Eggenberg。
レモンビアとダークビアが特に美味しかった!

ここで夕飯。
ぼくは豚膝肉のロースト。すごいボリューム。味はさっぱり。ホースラディッシュはちょっと辛め。

嫁はローストビーフのクリームソース煮。

このソース、すごく美味しい。家でも食べたい!上に乗ってるのは甘いホイップクリーム。さすがにホイップクリームはちょっと…。ということでどけてみると、その下にはまたもやクランベリーのジャム!ソースとクランベリーソースがよく合う!美味しい!

そしてこの旅で初めて出逢ったクネドリーキ。小麦粉で作った蒸しパンだ。味は。。。想像通り。蒸しパン。
そしてここでもハチ・ハチ・ハチ。

夜のチェスキークルムロフも美しかった。灯りが少なかった中世のチェスキークルムロフはこんな様子だったんだろうな。

チェスキークルムロフ城の横には北斗七星も見えたよ。

来てよかったな。
チェスキークルムロフ。明日も楽しみ!おやすみなさい。

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