HALです。先日CNET JAPAN編集長 別井貴志さんとお酒を飲む機会があったので色々お話を伺いました。
別井さんとは同郷のため地元話も盛り上がりましたが、実用的な編集長目線の記事の書き方を聞けたのでお伝えします。
ただし、ご酩酊の様子で話が飛び飛びでしたので、意味を汲み取って簡単にポイントを絞って編集してあります^^;
またBlogに掲載してもいいと許諾は取りましたが、宴会中のことなので後日削除依頼来るかもしれません(;´Д`)
基本は5W1H
↑の表情でずっと5W1Hの大切さを連呼されてました、5W1Hがしっかりしてれば編集でなんとでもなるとのこと
5W1Hとは
以下の要素のことです。
Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どのように)
これらがハッキリと記述されているほど情報価値があります。私も仕事で添削することがあるのですが、文章の上手い下手は別にして5W1Hができない人は多いですね。またできるだけ最初に結論を書くように、なお各要素の順番は文体によって読みやすい順で大丈夫です。
年月日はっきり書く
検索からアクセスした人は「昨日〇〇が開催された」など書いてあっても何時のことかわかりません。
見出しなどにタイムスタンプを付けていてもほぼ見られないので、ハッキリ年月日を記入すること。
レビュー文のポイント
- 製品レビューならば、使用した結果を書くことになるので、必ず過去形になる。
例 「〇〇したらXXになった。」
- プレスリリースの内容を書くだけではダメ
- 最後に使用感など主観入れる
読書感想文のポイント
読書感想文でよく目にするのは、書籍についてくる帯の紹介文が代表的
自分の経験・知識と照らしあわせて書く、ほぼ主観で構成されているもの。学校でも言われることですが、あらすじなどストーリーを書く必要はない
プレスリリースのポイント
そのまま公開できるものが基本、ここでも製品・サービスの5W1Hが大切でむしろそれ以外はいらない。
社長とか会社の履歴とかイチイチ載せなくていい
ニュースメディアとしてダメな文章
疑問形を締めに使うな
「〇〇はXXか?」
東スポなどそれを売りにしてるものは別として、疑問形で締めたらどんな内容でも書けるので基本的にNG
まとめ
5W1Hなど知ってる人には基本ですが、編集長が口を酸っぱくして連呼していたということは、それだけできてない人が多くいるということです。
別井さん曰く、毎日7千通のeメールが届くとのこと、CNET JAPAN全体なのか個人宛てかはわかりませんが(スパムなど含めて別井さん個人宛てだそうです)、物理的に全部読めませんのでプレスリリースを送るならメールタイトルと最初の1,2行で内容が伝わる簡潔な文章がCNET JAPANに採用されるポイントだと思います。
簡単でしたが参考になればと思います。
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