スークの品物には値段が表示してありません。なので気になる物があったらお店の人に値段を聞く必要があります。ただし、観光客、特に日本人にはかなり吹っかけた値段を要求してくるので要注意!
【お得で楽しい値段交渉のコツ】
1.まずは何店舗かお店を廻って、品物の相場をチェックします。
私が聞いたお店では、カシミア100%と書かれたストールが1枚200ディルハム(約7000円、クッションカバーは2枚で300ディルハム(約10500円)くらいから始まりました。

2.気に入った品物を見付けたら値段交渉に入ります。
どこのお店も値段を聞くと、何枚欲しいのかを聞いてきます。もちろんたくさん買えば買うほどディスカウントが期待できるのだと思います。
3.欲しい数を伝え、値段を聞きます。
そしてすかさず
“Discount, please!”
です。
4.1回やそこらの値切りでオッケーしてはいけません。まだまだ吹っかけられている可能性が高いです。
(実際私も、少し負けてもらったのに喜んで、後からだいぶ高く買わされていた物がありました…。やたらサンキュー!サンキュー!言っちゃったりして、後でがっかり。。)
5.ディスカウントしてもらえなさそうな場合はお店を出るふりをして様子を見るのも手です。そうするとたいていの場合、他の商品と抱き合わせでかなり安くしてくれたりします。
6.いくら値切り交渉が面白くても、やり過ぎはスマートではありません。
交渉を楽しみつつ、納得したら購入するのがいいんじゃないかなと思います。
以下は実際に購入した物です。
◯クッションカバー2枚
以前、コンランショップでピカソ風の絵柄のクッションカバーを見かけ、それ以来ずーっといいなぁと思っていました。コンランショップでは1枚1万円近くするカバーですが、スークでは他のカバーとセットで最終的に100ディルハムとなりました!

最初は2枚で300ディルハム(約1万円)
↓
“ディスカウント プリーズ”で200ディルハム
↓
帰ろうとしたら100ディルハムに♡
◯ストール3枚
カシミヤ100%と書いてあるストール。お店の人はやたら触って見ろと要求してきます。
さらに!!!!
何とか、商品であるストールのフリンジをライターで燃やし始め、燃えた匂いを嗅がせようとしてきました!!!
“これはプラスチック!”
“これはヤギの匂い!”
言いたいことは分かるけど、売り物燃やしていいのかな。。
おじさんはニヤリとして、
「燃やしてない方をちゃんと売ってあげるよ。」って。
当たり前でしょーーー!!
そして極め付けは、お店の人の得意な言葉!
「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」
どうやら赤ちゃんヤギの毛を使ったカシミヤよりも優れた品質のストールを意味しているようです。
「トーキョー、ヤギ、タカイ!」
「ヤスイヨ!ヤギ!」
「オカチマチ!!」
御徒町はドバイではかなり有名のようです。金とダイヤモンドの町だからかな?!
おじさん、面白いし、値段交渉も楽しいので、このお店でストールを3枚買うことにしました。
交渉前
カシミヤ100%のストール1枚:200ディルハム
通称”ヤギ”:1枚300ディルハム
↓
“Discount, please!”
↓
カシミヤ2枚で200ディルハム
ヤギの交渉はせず。
↓
さらに渋っていると
↓
“Tow Cashmere, and One Yagi, 215dirhams!!”
↓
“O.k. Thank you!”
交渉成立です。
でもなんか胡散臭いような…。
ホテルに帰ってから調べると、カシミヤ100%と謳いながら実際はカシミヤ0%の商品も横行しているとか何とか…。
私の場合、柄も肌触りも値段も気に入ったので満足していますが、気になる人は気になるのかな?
スーク歩きも値段交渉もドバイの楽しい思い出になりました!!
コメントを残す