ターミナルの音声入力は、まずこれでOKです。 コマンドは手で打つ。指示文だけ声で入れる。これが一番崩れにくいです。
しかも、いきなり有料の音声入力を足さなくて大丈夫です。
まずはMac標準を使う。そのあとで不満が残ったら追加ツールを考えれば十分です。
この記事では、最初に基本形を示し、そのあとで私が実際にはまったミスを整理します。
基本はこれでOK
ターミナルでも、Mac標準の音声入力は使えます。
全部を声でやるのではなく、自然文だけを声にします。
| 機能 | おすすめ設定 | 理由 |
|---|---|---|
| 音声入力 | Fn 2回 |
文字入力用として切り分けやすいから |
| Siri | 別キーにするかオフ | ターミナル作業中に割り込まれにくいから |
AppleのMacユーザガイドでは、音声入力は「テキスト入力ができる場所ならどこでも」使えると案内されています。ターミナルもここに入ります。
Macの音声入力をオンにする
まだ有効にしていないなら、先に設定します。
- Appleメニューから「システム設定」を開く
- 「キーボード」を開く
- 「音声入力」をオンにする
Macユーザガイドでは、音声入力の開始方法として マイクキー、音声入力ショートカット、編集 > 音声入力を開始 が案内されています。
ショートカットは環境で変えられますが、Fnキーを2回 にしておくと使いやすいです。
使い方は「コマンドは手、指示文は声」
型は3つです。
claude "ここだけ音声で入れる"
codex --approval-mode auto-edit -q "ここだけ音声で入れる"
git commit -m "ここだけ音声で入れる"
手順は同じです。
- コマンドの骨組みだけ手で打つ
- 音声入力を起動する
- 指示文やメッセージを一気に話す
- 音声入力を止める
- 足りない引用符を閉じて実行する
Claude CLIで音声入力を使う形
たとえば、次の形です。
claude "attrip.jpのGA4データを確認して先月比の変化を短くまとめて"
手で打つのは claude " までです。
そのあとを話し、最後に " を閉じて Enter します。
CLIの基本操作から先に整理したいなら、Claude Code初心者向け。最初に覚えたいターミナルコマンド10個 から入ると流れをつかみやすいです。
Codexで音声入力を使う形
Codexでも考え方は同じです。
codex --approval-mode auto-edit -q "最小差分で実装して変更点だけ報告して"
長いのは --approval-mode auto-edit -q の部分です。
毎回打つのが面倒なら、エイリアスを置くと楽になります。
Codex自体の全体像を先に見たいなら、Codex Mac appの使い方を初心者向けに解説|始め方・CLIやCursorとの違いまで もつながります。
依頼文の作り方を詰めたいなら、Codexの消費量は短文で減る? 迷わせない依頼文の作り方 を先に読むと、音声で話す文も作りやすくなります。
Gitコミットは音声入力と相性がいい
コミットメッセージは自然文です。
そのため、ターミナル音声入力との相性がかなりいいです。
git commit -m "記事導入を短くして内部リンクを整理"
短くてもいいですが、何を変えたかが分かる文にすると使いやすいです。
エイリアスを入れるとさらに速い
毎回長いコマンドを打つなら、~/.zshrc に寄せたほうが楽です。
# ~/.zshrc
cl() { claude "$*"; }
cx() { codex --approval-mode auto-edit -q "$*"; }
gc() { git commit -m "$*"; }
反映はこれです。
source ~/.zshrc
これで入力はかなり短くなります。
cx 最小差分で実装して変更点だけ報告して
cx まで手で打って、その先を話すだけです。
私が実際にはまったミス
`command` 2回でSiriが立ち上がった
最初に詰まったのはここでした。
音声入力を起動したつもりが、実際には Siri が反応していました。
原因は単純です。 Siri と 音声入力 が似たショートカットを取り合っていたからです。
見分け方はこれです。
- マイク待機になれば
音声入力 - Siriの画面が出れば
Siri
直す場所は2か所です。
システム設定 > キーボード > 音声入力システム設定 > Apple IntelligenceとSiri
Siri を使わないなら解除で大丈夫です。
使うなら、音声入力 と別ショートカットに分けます。
途中実行や誤認識を減らすコツ
改行と言わない
音声入力中に「改行」と言うと、そのまま改行が入ることがあります。
ターミナルでは途中実行のきっかけになります。
1文で話すと崩れにくいです。
引用符の中で話す
次の形にしておくと、途中で改行が入っても即実行されにくいです。
claude "ここを話す"
引用符を閉じるまではコマンドが完成しないからです。
途切れずに一息で話す
Macの音声入力は、単語を切れ切れに言うより、文として一気に話したほうが安定しやすいです。
- 悪い例: 「えーと、GA4、見て、先月比」
- 良い例: 「attrip.jpのGA4データを確認して先月比の変化を短くまとめて」
パスや記号は手で打つ
次は無理に音声で入れないほうがいいです。
- ファイルパス
- URL
- 英語の変数名
- 記号が多いオプション
ここは手打ちのほうが速いです。
音声入力は定型フレーズで一番効く
一番楽になるのは、毎回似たことを言う場面です。
- 最小差分で進めて変更点だけ報告して
- この方針で進めて。必要なら仮説で進行
- 先月比の変化を短くまとめて
こうした文は、タイプすると面倒です。
音声なら一瞬です。
長めの指示を打つのが面倒で短文に削ってしまう人ほど、効果が出やすいです。
まずは有料ツールなしで回せばいい
追加ソフトを探す前に、まずMac標準の音声入力を1週間回すだけで十分です。
足りないのが 精度 なのか、ショートカット なのか、コマンドの長さ なのかが見えてきます。
そのうえで、必要ならエイリアスを足す。
それでも不満が残るなら、追加ツールを検討すれば遅くありません。
いまは、codexのアプリで音声入力ができるようになって便利になりましたね。有料のものも良いのですかね?音声入力の精度みたいなのは、まだきになるようであれば音声入力は有料のものがいいかもしれませんが10ドルあれば他に課金したいかな。
精度という意味ではやっぱり有料のものは精度がいいね。無料分だけでやるというのもありかもな。10ドル程度だったと思うけどずっとつかうのはちょっとなとおもった。 また、できれば自分で自作して呼び出すようにしたほうがいいなと思いました。