目を閉じる
呼吸を感じる
心の奥で 波がひく
音は 遠くで まだ揺れてる
何も考えないことが
いちばん むずかしい
思考が浮かんでは 沈み
呼吸がそれを 押し戻す
この瞬間だけが 本物だ
時計も消えて 輪郭も溶ける
指先の鼓動が 静けさを刻む
それだけで 充分だ
「無」ってなんだろう
消えることじゃない
満ちることでもない
ただ あることを 許す
吸って
吐いて
手放して
また 吸う
無になる
無になる
その先にある 何かを見ない
ただ いまを感じる
呼吸をする
呼吸をする
空気が 胸を通る
音が 体を包む
吐き出す
また吸い込む
世界が 静かに戻る
自分が ここにいる
目を開けても まだ夢の中
現実が 柔らかく揺れてる
言葉はいらない 音だけでいい
beatが心に 滲みてく
焦りも 期待も 波のよう
寄せては返し 消えていく
「いま」がすべてだと
風が 耳元でささやく
瞑想は 逃げじゃない
向き合うための 帰り道
沈黙の奥で 見えるもの
それが 本当の声
吐息のリズムが 世界を包む
心はただ 浮かびながら
音の間に 隠れた答えを
静かに 拾い上げる
無になる
無になる
何もいらない すべてがある
ただ いまを生きる
呼吸をする
呼吸をする
音が流れ 時が止まる
世界が やさしく開く
吐き出す
吸い込む
心がほどけて 光が差す
この一瞬に 帰ってくる
音が消える
風だけが残る
呼吸が続く
それが いのち