
昨日の夜、遅くまで1人でプログラミングをしていた。
だが結局、良くなることはなかった。なぜ良くならなかったのかをまだ整理できていない。基本的に私の作業は「足すか、減らすか」だ。しかしプログラムの場合、意外な関係が潜んでいて、1つを直そうとすると別の部分が壊れる。気づけば必要な機能が消えたり、余計な機能が増えていたりする。修正のためにさらに作業が発生する。このループに、私は何度も巻き込まれてきた。
これは曲作りと同じだ。音を足す、引く、組み合わせる。そのたびに全体のバランスが変わり、思い通りにはいかない。けれども、そこで気づいた。私が作るプログラムも曲も、どちらも世界で唯一のものだ。だから「完成度を上げるために修正を積み重ねること」が必ずしも正解ではないのではないかと。
100点を目指す道は険しい。90点から100点に上げるためには膨大な時間がかかる。だが80点のものを素早く形にして、次のアイディアに移る方が、今の私にとってははるかに意味がある。もちろん、どうしてもこだわりたい部分は残していい。だが割合としては、8割を「新しいものを作ること」に、2割を「仕上げること」に振り切った方が健全だと思えた。
プログラマーらしい気分になりたいなら、ターミナルを叩けばいい。それだけでも創作の気分が高まる。大切なのは「完成度」よりも「作り続ける流れ」に自分を置くことだ。未完成のままでも、次へ次へと進む力。それこそが、私の創作の原動力になるのだと思う。