マインドフルネス × 妊娠出産 〜マインドフルネスバーシング〜

2018/11/27アバター

マインドフルネスの可能性

私はここ2年ほど、マインドフルネス瞑想法を実践している。具体的には、寝る前の30分程度、呼吸に意識を向けることで自分と向き合う時間を設けている。(というと大袈裟に聞こえるが、ただ目をつぶって呼吸するだけの話。)

きっかけは、早稲田大学の熊野先生によるマインドフルネスの番組を見たことだ。そして、実際に熊野先生のクリニックにも通い、マインドフルネスについて少し詳しく勉強したりもした。

詳しくはこちらの記事をどうぞ

あくまでも私感だが、マインドフルネスを用いた瞑想の良さは、呼吸に目を向けることで、ありのままの自分を落ち着いて見つめることができることだと思う。

そして、例えば痛みや恐怖といったマイナスな感情に対しても、自分を見失ってパニックになることなく、冷静でいられることだと私は考えている。

マインドフルネス バーシング

ここで妊娠・出産の話。

マインドフルネス瞑想法の良さを実感した私は、妊娠・出産に対する恐怖心にもこの方法が有用なのではないかと実は常々感じていた。

兎にも角にも出産の痛みや妊娠そのものに対して恐怖心の強い私は、マインドフルネス瞑想法をうまく活用することで、その恐怖心を和らげることができるのではないかと考えた。

そして、「出産×マインドフルネス」というキーワードを検索し抜いた。

結果、たどり着いたのがこちらの講座。

心の出産準備クラス〜マインドフルバーシング体験会
https://coubic.com/uminoie/117756

講師は産婦人科医の熊谷歩先生。

飛びつくように申し込みをし、参加してみた。

結論から言うと、私にとってはとても大きな価値のある講座だったし、参加して本当に良かった。

内容についてはネタバレになってしまうので詳細は避けるが、私なりのメモをここに載せておこうと思う。

気になる人はぜひ、実際に講座に参加してみて欲しい。気持ちのよい時間を過ごせると思う。

心の出産準備クラス~マインドフルバーシング体験会 を受講して

・情報は大事。でも情報より自分の感覚を大切に。現代特有の問題。

・徳之島の産婦人科の話

本やネットの情報は多くはないけど、島の人たちの生の声が情報が生活の中に飛び交っている。だから誰も出産を怖がらないし、自分の体の声に耳を傾けたお産をしている。皆が自分のしたいようにお産をしている。

逆に両親学級は全然人が集まらない。だってすでに十分生きた情報があふれているから。

→この島にはマインドフルバーシングがいらないと講師の熊谷先生は感じたそう。

・自然な出産とは?

畳の上じゃなきゃ?

薄暗い中がいい?

分娩台は不自然なお産?

それはカタチに囚われている証拠。

畳じゃなくても明るい中でも分娩台でも自然な出産はできる。

大切なことは、赤ちゃんとお母さんが息を合わせているかどうか。それが答え。

・出産に対する恐怖について

情報が多いがために痛みが増幅している。情報の皮を1枚1枚拭い去って、自分の感覚を見つめてみよう。

・マインドフルネスの効果

マインドフルネスの目指すところは痛みをなくすのではなく、眺めること。観察すること。

等身大の痛み(それ以上でも以下でもない、痛みの大きさそのままの姿)を受け入れること。

そして、

・医療は良かれと思って作られたもの。

活用しない手はない。

不妊治療も無痛分娩も人間の叡智。使えるものはどんどん使えばよい。それらを使うことは自然な出産を否定するものではない。最先端の出産を経験できるいい機会と捉えてみては?

・エコーで見ると赤ちゃんの口が・・・

お腹の中で口をパクパクしている赤ちゃん。産まれたあとにおっぱいを吸う練習でもあるけれど、ある研究によると、お母さんが物を食べて血糖値が上がるとそれに呼応して赤ちゃんも口をパクパクさせていることが分かったそう。

お母さんが食べたら赤ちゃんも自然と口がパクパクする。食べることは原始的な行為であるとともに、お母さんと一体である証拠でもある。

お母さんが口にしたものが胎盤を通って赤ちゃんに届いてるということ。

お母さんが食べるものの大切さが分かる話。

・今の私たちはアップデート版

太古の昔から人間は進化してきた。太古の昔から女の人は子を孕み、産み育ててきた。

アップデートされた私たちにできないはずはない。だから大丈夫。不安があっても貴女は産める。自分の体を信じよう。

マインドフルネスを用いたエクササイズ

・氷のエクササイズ

詳しいやり方は伏せるが、気持ちの持ち方を変え、その時その時の氷を握った時の感覚を味わうという体験をした。

面白い気付きがいくつかあった。

1つは、肉体の感じ方である痛みであるにも関わらず、氷を持つ手の感覚がまるで変わるということ。冷たくて嫌だなぁと思いながら握るのと、赤ちゃんになりきって、始めて触る何かとして氷を持つのでは明らかに感じ方が違った。

もう1つは、感じ方をシェアすると、人によって全く異なる感覚をもっていたということ。もちろん、感じ方が異なることは当然であり悪いことでもなんでもない。

・レーズンのエクササイズ

普段見慣れているレーズンを使ったエクササイズ。こちらも詳しくは述べないが、レーズンに対する捉え方を変えてゆっくりゆっくり味わうことで、自分の感じ方を見つめる体験をした。

私は、たった1粒のレーズンを実際にかじっただけで、

・食感への驚き

・味がしたときの喜び

・飲み込んだあとの余韻

これらの感情を強く味わった。

驚きの体験だった。

まとめ

・マインドフルネスの呼吸法は自分を見つめ、感情をありのままに受け入れることを容易にしてくれる。

・嫌な感情をそのまま受け入れるだけでなく、時には自分から少し離れた場所に置いておき、保留にしておくことにも有用。

・マインドフルネスと出産の組み合わせは大きな可能性をもっている。特に恐怖心の大きい人にとても向いている。

私のような怖がりな人こそ、マインドフルネスを活用してほしいと思う。

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