目が悪くなったと実感したのは、文字が読めなくなった瞬間だった。ぼやける。42歳でメガネをかけ始めてからまだ3年だが、最近その変化が一段はっきりしてきた。年齢の問題だと片づけることもできるが、違和感はもっと生活に近いところにある。
原因は視力そのものだけではない。画面を長時間見続け、瞬きが減り、目が乾く。すると解像度が落ちるように、世界全体がにじむ。視力が落ちたと思っていたものの正体が、実はコンディション不良だった、という話は珍しくないらしい。
そこで次に気になり始めたのが、メガネの扱い方だ。見えにくいと感じるたびに、反射的にレンズを服で拭いていた。だが乾拭きは、コーティングを少しずつ削る行為らしい。レンズクリーナーで一度濡らしてから拭くというのが良さそうだから欲しいな。と思ってる。
もう一つは目薬だ。もしかして目の渇きが原因なのかもしれないなと思っている。とくにこの冬が目が乾いているんではと感じるようになった。
結局のところ、目が悪くなったという感覚は、老化の宣告だけではないかもしれない。道具と習慣を少し整えるだけで、世界はまだ十分に読める。見えにくさを我慢するより、さっと対処する。その判断ができるかどうかで、日々の疲れは大きく変わる。
今日はメガネを拭き、目薬を差してみたい。