クロアチア・スロヴェニア旅行でロストバゲージに遭いました。* 今回のクロアチア旅行は羽田からシャルル・ド・ゴール(パリ)を経由してザグレブ空港に入るという行程でした。
羽田からパリまではJAL045便、パリからザグレブはエア・フランスAF5074便(実際はクロアチア航空OU471)に乗る予定です。
乗り継ぎには2時間の余裕があり、短か過ぎるというほどではないと思うのですが、それでもロストバゲージが起きました。
待てど暮らせど出てこない私たちのバゲージ。まさか、まさかの出来事でした。
初めての経験に戸惑いましたが、今後のためにロストバゲージに遭ったときの対処法を綴っておきます。少しでも誰かの役に立ったらいいな。(もちろんこんなこと起きないことが一番だけど。)
【ロストバゲージに遭ったら】
①落ち着く
どうしてもショックが大きすぎてパニックになりがちですが、そんなときこそ落ち着いてください。長旅で疲れているかもしれませんが、ここはひとつ冷静に。ほかのスーツケースは出てきているのであれば、ベルトをチェックしつつ、もう一つのバッグに何が入っているのかを確認しておくと、見通しをもつことができて落ち着くことができます。
②係の人に荷物が出てこないことを伝える
係の人は慣れっこなので、一緒に探してくれたり、次に何をしたらよいのかを教えてくれたりします。落ち着いて係の人の言葉に耳を傾けてください。
③荷物遅延係へ行く
遅延係に行き、状況を説明します。そのとき、チケットや荷物の預け票(チケットの後ろに貼られていたりします。)、Eチケットなども係の人に見せます。
④自分の情報やこれからの旅行の行程を伝える
専用の用紙がある空港もあるかとおもいますが、ザグレブ空港ではそこらにあったテキトーな紙にメモ書きで色々書かされました。
書いた内容は、名前・日本の住所・Eメールアドレス・電話番号・旅行の日程と滞在ホテル(私は電話番号も書いておきました。)でした。
⑤証明書を受け取る(重要!)
航空会社の連絡先やリファレンスナンバーなど大切な情報が載っています。必ず受け取り、行く先々のホテルへ渡し、コピーを取ってもらってください。大事なことはこの紙をちゃんと返してもらい、大切に保管することです。見つかった荷物の受け取りや保険会社に保障してもらう時に必要です。絶対に無くしてはいけません。
長旅と精神的ショックと英語の手続きで疲れていることと思いますが、できればその日のうちに保険会社に連絡を入れた方がいいと思います。これからの流れや必要となる書類などを丁寧に教えてくれます。不明なことは遠慮せず質問するなどしておくことも大切です。
私は損保ジャパンの海外旅行保険に入っていました。この場合、ロストバゲージに気付いてから96時間以内、または荷物が手元に届くまでの時間のどちらか短い方の間に購入した必需品について10万円まで保障されるというものでした。さっそく衣類や充電器などを買い求めました。このときレシートをもらい、必ず保管しておきます。
これはこまめにやった方がいいです。私はホテルのレセプションに訳を話し、空港へ問い合わせて貰いました。現地の言葉がわからないので、これはとても有効でした。
⑨せっかくの旅行を楽しむ
荷物が届かないと、不便な上に、無用な買い物やあちこちへの問い合わせなど、無駄と思える時間が増えます。せっかくの旅行が台無しにされた気持ちにもなるでしょう。私も最初はがっかりした気持ちに支配されて、この旅行に対してマイナスな気分になりました。
でも、そんなのもったいない!!!
不便ではあってもどうにかなるものです。どうしても必要なものは買えばいいし、慣れない手続きや問い合わせのためにいろいろな人とコミュニケーションする機会にもなります。焦ったところで出てくるときは出てくるし、出てこないときは出てこないので、限られた旅行を楽しむことにエネルギーを費やした方が有意義だと思います。(かくいう私は今、ロストバゲージの最中にこれを書いており、半ば自分を鼓舞するためにこの記事を書いています。)
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