ダチョウ倶楽部・肥後克広さん、20年来の腰痛を体操(マッケンジー法)で克服したそうです。
僕の周りにも腰痛で困っている人が多いので調べてみました。
お笑いグループ「ダチョウ倶楽部」のリーダー、肥後克広さんは20代前半で歩くことができないほどの腰痛に襲われ、急性の腰椎椎間板ヘルニアと診断された。それ以降、20年以上にわたり、慢性的な腰痛に悩まされていたが、2年前に始めた腰を反らす体操で、腰痛のない日常を取り戻した。この体験をまとめた著書『あきらめない腰痛』(太田出版)が好評で、腰痛のない人生の快適さをかみしめている。
ダチョウ倶楽部・肥後克広さん、20年来の腰痛を体操で克服 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130929-00000506-san-ent
この著書で語られているのは、マッケンジー法という体操の事のようです。
ちなみにこの本のAmazonのレビューは、このような感じでした。
腰の痛みに悩んでいた時にこの本を見つけ購入しました。
半信半疑で本に載っている体操を試してみたところ、腰が軽く感じられるように…
私の場合は右横方向に腰を動かすと痛みがあったのですが、体操直後は痛みがやわらぎました。
夫は首の体操をすると肩のこわばりが取れるそうです。体操は毎日数回継続することがポイント、とのこと。
でも驚くほど簡単な体操ですし、体操後は体が楽になることを実感できます。
大事なポイントは太字で掲載されており、非常にわかりやすい。ぼくも、毎日ストレッチをやるようになってから体調がいいです。朝も強くなった気がします。
さて話をもどして
マッケーンジー法についてです。
ニュージーランドの理学療法士 ロビンA.マッケンジー氏 により考案された腰部の伸展をメインとするエクササイズで、従来までは腰痛にはむしろ禁忌とされていた腰を反る方向へ動かす体操で、現在では多くの整形外科や整体院で指導され、特に椎間板ヘルニアを含む椎間板損傷による腰痛の治療や姿勢不良や関節機能不全による慢性腰痛治療に効果を上げている運動療法(治療法)です。
理論の要約
現代人の日常生活において、背中を丸める屈曲姿勢をとることが腰に正常な彎曲を伴う姿勢をとることに比べ非常に多くなっています。
歩行や立位以外のときはすべてある程度の屈曲を伴っていると言っても過言ではありません。ゆえに、通常は伸展(反る)方向の可動制限が起こります。何らかの損傷により可動制限が起きた肩、肘、膝などの関節に、痛みを我慢してリハビリテーションを行なうという話は一般によく耳にして、通常の理学療法として皆さん認知されています。
しかし、腰椎の椎間関節に関してはどうでしょう? 多くの方が痛みを伴うと再発を恐れ “用心する” という言葉を使い、損傷部位をかばい、機能回復訓練を怠るという結果になります。故に、伸展方向の可動制限とそれに伴う痛みはいつまでたっても残ったままで、加えて屈曲状態の癖が付いた腰部は、絶えず上体の重みを腰の筋肉で支えなければならない状態をまねき、慢性的な腰痛に発展させてしまいます。
マッケンジーエクササイズは腰椎の伸展方向の可動性を回復させ、より負荷の少ない生理的に正しい姿勢をとれるように訓練する運動療法です。
正しい姿勢が大事のようです。正しい姿勢とは、
このサイトにのっていたこのようなイメージです。
正しい姿勢にするというのは、常々意識しないと難しいです。
この状態を保つためには、体操を毎日コツコツやることが大切のようです。
マッケンジーエキササイズの一例
腰椎の伸展可動域を増加させるため腕立て伏せのような反復伸展運動を行います。
この時、気をつけることは背筋を使わず、リラックスした状態で腕の力だけで行うことです。
腕を伸ばした後、息を吐き、おなかをしっかり落とすようにしましょう。
10回1セットで、最初の2、3回は注意して行ない、安全確認後続行して下さい。 そして、9回目10回目は肘を伸ばした状態で数秒間静止して下さい。
参考サイト
マッケンジー法®とは | The McKenzie Institute International®
http://www.mckenzieinstitute.org/japan/ja_JP/patients/what-is-the-mckenzie-method/
骨を意識するようになると体楽になるのでおすすめ