高校生の作った「てんぷら」という作文が食欲を刺激する。

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高校生が作った「てんぷら」という作文が話題になっていました。授業中に書かれた作文だと思うのですが天ぷらに対する熱い気持ちが伝わってくるとても良い作文でした。

この作文を読むと無性に天ぷらが食べたくなります。

作文「てんぷら」

今、僕はてんぷらが食べたい、アツアツのあげたてのてんぷらが食べたい。

そのてんぷらを、あの黄金色の出汁に、ころもがビチャビチャにならないていどにあさく、くぐらせて、かぶりつきたい。

そして出汁にはアクセントに、もみじおろしをとかしていただきたい。

僕のこだわりで魚のてんぷらは、塩でいただきたいのだ。

ここは、あえて邪道とおもえるような、カレー塩でいただきたい。

さつまいものてんぷらは、そのままほおばりたい。甘さが口の中であばれだすからだ。

てんぷらをあげる音が聴きたい。「ジュクジュクジュク」なんとおなかをすかせてくる音なのだろうか。

今、教室で作文をかいているが、そんなことほっといて、学校の門をとびこえ、にげだし、てんぷらのお店にかけこみたい。

そしてたらふくと、てんぷらがたべたい。口の中が油っぽくなったら、一回緑茶で口をリフレッシュさせたら。

また、てんぷらをたべだしたい、むがむちゅうにてんぷらがたべたい。

てんぷらは、すごい食べものだ。こんなにも人のあたまの中をてんぷら一色にさせる魅力があるのだから。

そして最後に、今、これだけは言いたいことは、エビ天がたべたい!!

あぁ天ぷら食べたい

心で見なくちゃ、
ものごとは
よく見えないってことさ。
かんじんなことは、

目に見えないんだよ。

– サン=テグジュペリ『星の王子さま』より

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