京大、アトピー症状改善の化合物フィラグリンを増やす物質JTC801を発見。

投稿日と更新日

 

jp_extra-filaggrin

京大、アトピー症状改善の化合物フィラグリンを増やす物質JTC801を発見。

アトピーの原因とフィラグリンの減少が問題だといわれていた。。

このフィラぐりインを増加させる事が出来る有機化合物が発見された。

トピー性皮膚炎の症状があるマウスに特定の化合物を投与すると、体内で皮膚の保湿効果を高める物質が作り出され症状が改善することを、京都大学の研究グループが突き止めました。
研究グループは治療薬の開発につなげたいとしています。

かゆみのある湿疹が続くアトピー性皮膚炎は、皮膚の表面で水分を保つ保湿効果がある「フィラグリン」というたんぱく質が少なくなり、皮膚の中に異物が入りやすくなることが原因の1つと考えられています。
そこで京都大学大学院医学研究科の椛島健治准教授の研究グループは1000種類を超える化合物を調べ、この中から「JTC801」という有機化合物が、フィラグリンを増やす性質を持つことを突き止めました。

フィラグリンとは

皮膚には「表皮」があり、角質層が皮膚のバリア機能を果たしています。そのバリア機能に必要なのが、「フィラグリン」です。フィラグリンは表皮の細胞に含まれている成分。皮膚の角質層を作っていく中で、プロフィラグリンがフィラグリンになり、角質成分であるケラチンとともに表皮に大切な成分です。つまり、フィラグリンが作られないと、角質異常がおこり、皮膚のバリア機能が落ちてしまうわけです。

フィラグリン


2006年、イギリスで、このフィラグリンの遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎の約1/3から半数に見られたと報告されました。2008年には、日本でアトピー性皮膚炎の約20%に異常が見られるという報告がされています。

JTC801

images

参考サイト

京大 アトピー症状改善の化合物発見 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130917/k10014582731000.html

アトピー性皮膚炎の発症因子!フィラグリン遺伝子 [アトピー性皮膚炎] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/313862/

関連サイト

京都大学皮膚科学 研究室
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~skin/

こんなコメントもありました。

JTC-801はオピオイド、即ちアヘン類物質で、鎮痛剤として研究されているモノです。
常習性等の副作用も考えられる為、手放しでは喜べないところがあります。
 

  1. 名無しのアルパカのアバター
    名無しのアルパカ

    JTC-801はオピオイド、即ちアヘン類物質で、鎮痛剤として研究されているモノです。
    常習性等の副作用も考えられる為、手放しでは喜べないところがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

心で見なくちゃ、
ものごとは
よく見えないってことさ。
かんじんなことは、

目に見えないんだよ。

– サン=テグジュペリ『星の王子さま』より

attrip→スレッズ