このきれいを考える 自然と生命のきれいとは? 自然と生命のきれいは、完全な対称よりも、成長の途中や不規則な曲がりに見つかることがあります。傷や枯れも、命が時間を過ごした跡として残ります。 身近にある自然と生命のきれい 光を探して曲がる枝左右が少し違う葉傷を持ちながら育つ身体 考えるための問い 整った生命だけでなく、変化し続ける姿をなぜきれいだと思うのか。 別の入口から考える 形のきれい動きのきれい時間のきれい このきれいを考える 形のきれいとは? 形のきれいは、丸や直線そのものだけでなく、比率や輪郭、重なりがつくる関係の中に現れます。整った形に安心することもあれば、少し崩れた形に人らしさを感じることもあります。 身近にある形のきれい 器のやわらかな曲線建物のまっすぐな輪郭石や葉が持つ不ぞろいな形 考えるための問い 整っているからきれいなのか、それとも少し崩れているから心に残るのか。 このきれいを考える 動きのきれいとは? 動きのきれいは、一枚の形ではなく、変化の途中にあります。速さ、間、くり返し、止まる瞬間がつながることで、目には見えないリズムが生まれます。 身近にある動きのきれい 風でゆっくり揺れる枝波が寄せて戻る反復人の迷いのない身ぶり 考えるための問い 動いている姿がきれいなのか、次の動きを予感できることがきれいなのか。 このきれいを考える 時間のきれいとは? 時間のきれいは、変わらない物より、変化した跡に現れることがあります。色あせ、すり減り、季節、一瞬で消える光は、戻らないことを感じさせます。 身近にある時間のきれい 長く触られて丸くなった角季節の終わりに枯れた葉すぐ消えてしまう夕空の色 考えるための問い 失われていくものを、私たちはなぜきれいだと感じるのか。