ビクターの犬のロゴにもし猫がいても可愛いことが判明。

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猫もいても可愛い事が判明

 

ビクター

ビクターの初期LP

このマークの原画は、英国の画家フランシス・バラウドによって、1889年に描かれた。バラウドの兄は「ニッパー」という名前のフォックス・テリアを飼っていたが、その兄が亡くなって、ニッパーは弟のバラウドに預けられた。たまたま家にあった蓄音機(エディソン式)で、兄の声が吹き込まれたレコードをかけた、そのそばでニッパーはけげんそうに耳を傾けて、主人の声に聴き入っていた。バラウドは、このニッパーの姿に感銘を受けて、”His Master’s Voice”(文字通り「彼の主人の声」の意味)と題する1枚の絵を描き、最初コロンビアに持ちこんだが断られ、次に英グラモフォン社に持ち込んだところ、蓄音機を蝋管から円盤に変更することで採用され、以来レコード会社のトレードマークとして世界に親しまれることとなった。フランスではVSM(Voix de son Maitre)、イタリアではLa Voce del Padroneなど、各国で自国語で呼ばれるが、一般に、HMVマークともニッパー・マークとも呼ばれる。 1901年にスタートしたビクター・トーキング・マシン社でもマークとして採用、1927年にビクターの子会社として設立された日本ビクターでも、このマークを使用した。特にSP時代の赤盤は有名だった。これが、現在も使われるRed Sealeの語源。 なお米RCA系のレコードは、ニッパー・マーク以降RCAをロゴに使うようになり、さらにヴィクトローラのレーベルやダイナグルーヴ、レッド・シールなどをマーク風に使うように変化している。

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