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オセロに負けた理由を、AIと振り返れるようにした

公開日 · 更新日 · 3 MIN READ · 理解の記録

RECORD / 2026

オセロで負けたあと、最終的な石の数だけを見ても、次の一局で何を変えればいいのか分かりません。そこで「Jev OTHELLO」に、対局の途中へ戻り、棋譜と盤面をAIへ渡して振り返る機能を作りました。

目的は、AIに「この手が悪い」と決めてもらうことではありません。同じ局面に戻ったら、自分は何を見て一手を選ぶか。 その問いを具体的にするための機能です。

対局の途中へ戻ってから、AIに相談する

終了した対局の共有ページでは、手順を再生できます。気になった局面を選んで「この対局をAIと振り返る」を押すと、その対局の棋譜、各手の着手前の盤面、合法手、Jevの評価を含む相談文を作ります。

「プロンプトをコピー」のほか、コピーしてChatGPTまたはClaudeを開くボタンを用意しました。相談先へ自動送信するわけではありません。コピーされた文章を自分で確認し、入力欄に貼り付けて送ります。名前やコメントは含めません。

対局の振り返り画面。棋譜と盤面を含む相談文を確認し、コピーしてChatGPTまたはClaudeを開ける。
実際の振り返り画面。送信前に相談文を確認し、必要なら選んだ局面へ戻れます。

相談文は「なぜ負けた?」とだけ聞くより細かくしています。AIには、選んだ局面の盤面を8行に直して確認し、実際の手と最大2つの合法な代案を比べ、相手の応手と自分の次の手まで座標で説明するよう頼みます。最後に、次回の自分への質問と、同じ局面の練習問題を作るようにも頼みます。

Jevの点数は、勝率でも正解でもない

Jevは対戦相手のCPUとは別の評価AIです。相談文には、Jevの0〜100点は主観的な評価であり、勝率でも唯一の正解でもないことを明記しています。点差が小さいだけで優劣を断定せず、高得点の手も疑うようにしています。

また、AIの説明にも限界があります。盤面から計算できる事実、実際に探索して確かめたこと、推測を分けるよう求めています。探索していないのに「必勝」「必敗」と言わせないためです。最終的には盤面と棋譜へ戻り、AIの代案が本当に合法か、応手が成り立つかを人が確認します。

共有した一局は、黒22対白42。ただし黒は最初からAUTO

今回の対局例は、黒22対白42で終わりました。ただし、この一局は黒の初手からAUTOで進んでいます。黒は人間側の色ですが、この記録から「人間がどの手を間違えたか」は分析できません。

この対局で確認できるのは、60手の盤面と棋譜を振り返り、気になる局面を選んで相談文を作る流れです。人間の判断を振り返りたいときは、自分で打った対局を選び、AUTOに切り替える前の手を中心に見ます。AUTO以後の手を「あなたの悪手」として扱わない注意も、相談文に入れました。

答えを受け取るより、次の一手の問いを持ち帰る

AIから長い解説が返ってきても、それを読んだだけでは次の一局は変わりません。私は、気になった局面を一つ選び、「相手に角を渡さないか」「次の相手の合法手は何か」「石を多く返す以外の理由はあるか」と問い直す使い方をしたいです。

まだ、AIの説明が常に正しいと検証できたわけではありません。対局の記録とAIの答えを並べ、人が誤りを直しながら、次の判断に使える問いを探します。

Jev OTHELLOを遊ぶ · 今回の対局例を見る

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