最近、Webツールを作ることにハマっています。
「こんなのが作れたら面白そう」と思ったら、ちょっとしたJavaScriptくらいなら、その日のうちに動かせる。Web上で試してみたかったことが、だいたい形になる。
これが、めちゃくちゃ面白い。
26年前、ジオシティーズで遊んでいた
僕がWebサイトを作り始めたのは、20歳くらいの頃でした。
26年前です。
当時は、ジオシティーズのような無料ホームページサービスがありました。「ここにHTMLを置けば、自分のページがインターネットに出るんだ」と知った。
それが面白くて、毎日のようにトップページをいじっていました。HTMLを書き、画像を置き、JavaScriptを調べて動かす。
よくわからなくても、とにかく触ってみる。壊れたら調べる。動いたらうれしい。また違うものを作る。

今思うと、あの頃はずっとそんなことをしていました。
最近のAIは、あの頃の感覚に近い
最近、AIを使ってWebツールを作っていると、あの頃の感覚にすごく近いものを感じます。
「これ、できるかな?」と思ったら、とりあえずやってみる。
すると動く。
じゃあ、これは? これもできる。だったら、ここまでできるんじゃないか。
そうやって試していると、気づけばどんどん奥へ進んでいる。
20歳の頃の自分が戻ってきたみたいです。
そもそも僕がWebの仕事をするようになったのも、そんな遊びがきっかけでした。毎日ホームページをいじっていたら、それを見ていた知り合いから「音楽事務所でWeb制作をしてみない?」と声をかけてもらった。
それが、この業界に入ったきっかけです。
人生、何が仕事になるかわからない。
遊んでいただけなんです。
AIにWebツールを作らせてみた
AIを使ってWebツールを作り始めたきっかけは、そんなに大げさなものではありませんでした。
AIの勉強をしていて、「いろいろできるみたいだけど、実際どこまでできるんだろう」と思った。だったら、何か作ってみよう。それだけです。
で、作らせてみた。
すごい。
ソースコードを書いていく。JavaScriptを書く。PHPを直す。WordPressの編集もかなり得意です。
長年の改修で肥大化していたfunctions.phpを見せたら、機能ごとに分解して、今後の開発で干渉しにくい形へ整理してくれた。
「そこまでやるの?」と思った。
しかも速い。
朝、企画を書いてGitHubのIssueにする
最近は、作る前に企画を書くことも増えました。
朝起きて、作りたいものを言葉にする。何を作りたいのか、どんな動きにしたいのか、最低限の仕様を書く。
それをGitHubに置いて、Issueにする。
あとは、そのIssueをAIと一緒にひとつずつ解いていく。
作る。動かす。確認する。
「違う」
「もうちょっとこう」
「ここ変」
「やっぱり戻して」
人間相手だったら、そろそろ嫌われそうなくらい修正を頼んでも、文句ひとつ言わず直してくれる。
そうしていると、1日でひとつ。調子がいいと2つくらい、Webツールができてしまう。
もちろん、100%完璧ではありません。変な動きをすることもあるし、思っていたものと全然違うものが出てくることもある。
でも、それでいい。
動かして、違うところを見つけて、また直せばいい。
すると今度は、自分がボトルネックになる
ここまで速く作れるようになると、別の問題が出てきました。
だんだん、僕自身がボトルネックになってくる。
作りたいものはある。AIも作れる。でも、僕が確認しないと次へ進まない。
さらに大量に作ろうとすると、今度はAIを使うためのトークン数が足りなくなってくる。
突き詰めると、「もっとAIを使いたい。でも、そのためのお金が足りない」という、すごく単純な問題にぶつかりました。
だったら、AIを使うためのお金を、AIと一緒に作ったもので生み出せないだろうか。
今は、そんなことを考えています。
まずは「使ってもらえるツール」を作りたい
だから今の目標は、すごくシンプルです。
使ってもらえるツールを作る。
僕は長いことブログをやってきて、ずっとPVという数字を見てきました。
100万PV。やっぱり憧れる数字です。
でも最近、「ブログを100万PV読んでもらう」のと、「自分が作ったツールを100万回使ってもらう」のは、少し価値が違うんじゃないかと思うようになりました。
記事は読んで終わることもある。
でもツールは、誰かの問題を解いたり、時間を短くしたり、誰かを少し楽しませたりする。

100万人に読まれるものを作るのもすごい。
100万人に使われるものを作るのもすごい。
僕は今、後者もやってみたいと思っています。
今は、何かを作り始めるにはすごくいい時代だと思う
AIが出てきて、「今からプログラミングを勉強しても遅いかな」とか、「自分はエンジニアじゃないから」と思っている人もいるかもしれません。
でも、たぶん今は逆なんじゃないかと思う。
何か作ってみたかった人にとって、今までで一番、作り始めやすい時代なのかもしれない。
全部わからなくてもいい。
僕だって、わからないことだらけです。
「これ作れないかな」と思ったら、AIに聞いてみる。動かしてみる。壊れる。直す。
その繰り返しの先に、自分でも思っていなかったものができていく。
26年前にホームページをいじっていた自分が、今度はAIと一緒にWebツールを作っている。
しばらくは、この遊びを続けてみようと思います。






