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attripを作り直した。「新しいものを理解する過程」を残すために

2026.07.23 · 4 MIN READ · 理解の記録

RECORD / 2026

長く続けたブログをAIと作り直すなら、完成した画面より先に、何を残す場所なのかを決めたほうがいい。

attripには、長いあいだに書いた記事がたくさんある。

AI、プログラミング、デザイン、旅行、音楽、北海道。自分が気になったものを試して、調べて、そのとき理解したことを残してきた。

でも記事が増えるほど、「attripは何のための場所なのか」が見えにくくなっていた。

そこで、サイトを作り直すことにした。

新しい定義は、「新しいものを理解する過程を公開するメディア」。

完成した答えだけではなく、試している途中、判断を変えた理由、うまくいかなかったことも残していく。

記事は増えた。でも、attripが何の場所かわからなくなった

記事が多いこと自体は悪くない。気になったものを、そのときの熱量で書いてきた記録でもある。

ただ、初めて来た人には入口がわかりにくくなった。AIの記事もある。旅行の記事もある。個別の記事だけを見ると役に立っても、それらがなぜ同じ場所にあるのかは伝わりにくい。

「何を書くか」を増やす前に、「ここは何を見に来る場所か」を言葉にする必要があった。

「新しいものを理解する過程を公開するメディア」と定義した

attripで残したいのは、完成した知識だけではない。

新しいAIを触った最初の戸惑い。使い方を変えた理由。作ってみて違った部分。うまくいかなかったので、次に何を直すか。

新しいものは、最初から自分のものにはならない。触る。調べる。考える。少しわかる。その途中にある判断が、あとから同じものを試す人の役に立つと思っている。

だからattripは、答えを並べる場所ではなく、理解が進む過程を公開する場所にする。

トップページの最初の3スクロールを変えた

リニューアルでは、最初の3スクロールに何を見せるかを見直した。

便利な記事へすぐ行けることは残す。その前に、attripがどんな視点で記事を書いているかを伝える。

サイトを開いた人が、記事の多さではなく、この場所の考え方から入れるようにしたい。

最初に見える場所で、いま試していることを出す。次に、積み重なった記事へつなぐ。最後に、読んだ人が自分の気になるテーマへ進めるようにする。

画面を新しくすることが目的ではない。長く続けてきた記事と、これからの実験が同じ方向を向くように並べ直すことが目的だ。

便利さを残しながら、思想を前へ出す

記事を探しやすいことは大切だ。検索から来た人が、すぐ答えにたどり着けることも変えない。

でも、便利な記事だけを並べると、attripはまた何の場所かわからなくなる。

役に立つ情報の手前に、「なぜこれを試しているのか」を置く。記事を読んだあとに、同じ問いを持つ別の記事へ進めるようにする。

便利さと思想は、どちらかを捨てる話ではない。便利だから読める。考え方が見えるから、また来てもらえる。その両方を、トップページから伝えたい。

このリニューアル自体も、まだ実験の途中

今回のリニューアルで、attripが完成したわけではない。

定義を決めても、実際の記事や画面がその言葉どおりに見えるかは、これから確かめる必要がある。書くものが変われば、また置き方も変わるはずだ。

だから、この作り直しも完成報告にはしない。

考えが変わった理由を残す。直したあとに何が見えたかも残す。うまくいかなければ、それも次の判断材料にする。

attripは、新しいものを理解する過程を公開するメディアとして、これからも作り直していく。

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