OpenAIの「Welcome to Codex」は、GPT-5.6やCodexで作られたものを集めた公式ギャラリーだ。
2026年7月18日に、6カテゴリで各6件、計36件の投稿を確認できた。長い説明は抜きにして、「何に使われたか」だけ並べる。
以下は投稿者自身の公開内容の要約。個別の成果や投資判断をOpenAIが保証するものではない。
Founders:企画と会社づくり
- SafeClaw:散らかった創業者メモを、仕様、ユーザー仮説、ローンチ文、技術的なトレードオフへ整理する。考えが散らかっている段階から、次に決めることをはっきりさせる使い方だ。
- MonÉlu:フランス議会の投票を理解する市民向けプラットフォームを作り直す。プロダクトのアイデアを、実際に使えるソフトウェアへ進める例として紹介されている。
- ワークフローの見直し:プロンプトを細かく工夫するより、技術共同創業者のように相談する。答えを一発でもらうのでなく、長い作業を一緒に考える相手として使う考え方だ。
- プロダクト戦略:UI、設計、助成金申請、創業者としての難しい判断を整理する。コード以外にも、何を優先するかを決める段階で使われている。
- Founder Desk OS:アイデア、判断、案件、エージェント、自動化をつなぐ作業場を作る。小さなメモを残すだけでなく、日々の運用全体を見渡せる形にする例だ。
- 一人起業:少人数でも自分のビジョンを形にするための開発を進める。予算や人手が限られた一人起業で、実装の手を増やす使い方として語られている。
Developers:コードと個人開発
- 暗号資産ツールの修正:アプリ開発、サーバー公開、既存ツールのデバッグ、リサーチの検証を進める。投資の正しさを示す例ではなく、複数の技術作業をまたいで使った例だ。
- 子ども向けスペリングゲーム:ゲームの仕組み、UI、リファクタリング、テストまで作る。ファームウェアエンジニアが、子どものための英語スペリングゲームを個人開発した。
- 長い開発タスク:学生からスタートアップのAIエンジニアになった投稿者が、複数段階にわたる作業へ使う。短い質問より、文脈を持った長いタスクを進める点を評価している。
- ロボット開発:ロボットエンジニアが、用途に合うモデルを選びながら開発に使う。特定のモデルを万能視せず、仕事に応じて使い分ける例だ。
- 表計算と翻訳:プログラマーでなくても、表の整理、資料準備、翻訳を速くする。毎日の定型作業を減らし、仕事の時間を取り戻す使い方として分かりやすい。
- ゲーム用オーバーレイ:趣味のゲームを助けるSpotlight風ツールを作る。仕事とは別の楽しみとして、個人の不便を解消する道具を作った例だ。
Product & design:体験を形にする
- 映像制作とUI/UX:映像、編集、リサーチ、UI/UX、ソフトウェア計画を整理する。ラフな発想を、次に何を作るか分かる実行計画へ変える使い方だ。
- 3歳の子ども向けゲーム:画像、音声、ゲームの仕組み、UI/UX、公開までを作る。子ども向けの個人用ゲームを、素材づくりから公開まで一通り形にした。
- iOSアプリの品質確認:シミュレーターで監査し、UX・アクセシビリティ・Swift・バックエンドを直してTestFlightへ出す。見た目だけで終わらず、テストと公開まで含めたiOS開発の例だ。
- ハードウェア製品の企画:製品アイデアと技術的なトレードオフを整理し、戦略に変える。ハードウェアの製品責任者が、複雑な考えをより明確な方針へ落とすために使っている。
- ポートフォリオの改善:UXの弱点を見つけ、クライアントに見せられる体験へ磨く。最初の案を出して終わりにせず、直し続けて完成度を上げる使い方だ。
- 車向けAIコンパニオン:アイデア、操作、例外処理を詰め、SwiftUIの機能へ落とす。車で使うAIコンパニオンを、企画から試作機能へ変える例として紹介されている。
Marketing:発信と集客
- マーケティング施策:キャンペーン、AI写真、SNS投稿、日々の技術作業を進める。発信のアイデア出しだけでなく、制作物までつなげて使う例だ。
- 文書抽出プラットフォーム:検索画面、マーケティングページ、ブログ統合、表の整理を行う。複数テナント対応の文書抽出サービスを、周辺のサイト改善も含めて整えている。
- YouTube制作の自動化:台本、映像案、画像プロンプト、アニメーション案、SEOをつなぐ。動画を一本ずつ作る作業を、長い制作フローとしてまとめて扱う例だ。
- 次に書く内容を決めるエンジン:競合、検索、分析、AI検索の情報から、技術ブランドの次の発信を決める。一般論のSEOではなく、根拠を見ながら編集方針を決める仕組みを作っている。
- マーケティング運用:自動化、ダッシュボード、GitHubワークフロー、社内ツールを作る。長い仕様を守りながら、修正の往復を減らす使い方として紹介されている。
- サイトのSEOとGEO:要件を渡し、サイト実装、SEO、GEOを進める。コーディングだけでなく、検索で見つけられるための作業まで一緒に進める例だ。
Education:学びと学校の仕事
- 学生向け求人アプリ:求人検索、応募、履歴書、通知、管理画面、公開まで作る。学生の仕事探しを、利用者側の画面と運営側の管理画面の両方から支えるアプリだ。
- 英語学習プラットフォーム:授業ごとの学習ページとゲームを作る。英語教師がコードを書かなくても、生徒が別の形で言葉に触れられる学習体験を用意した。
- 先生の事務作業:宿題の回収、IELTS作文の採点、根拠付きフィードバック、学校書類をつなぐ。コピー作業を減らし、先生が教える時間を増やすための業務フローだ。
- 個人向け語学教師:語学学習アプリに機能、UI、アニメーション、音を足し、最後までテストする。個人用の語学教師を、使い続けたくなる体験まで作り込んだ例だ。
- 家族の請求書アプリ:ほぼ未経験の学生が、家業の困りごとを解決する道具を作る。身近な仕事の面倒を出発点に、日々の作業を楽にする請求書アプリを形にした。
- 地理を教えるSkill:Macの整理やルーター修正とあわせ、先生の授業を変えるSkillを作る。日常のトラブル対応から、教育用の道具づくりまで使われている。
Operations & data:業務とデータ
- AirBricks:飛行機の時刻表から、空港の混雑、ピーク、輸送力を見える化する。数字の列を眺めるだけでなく、都市と空港のつながりを読み取るための分析ツールだ。
- 価格決定モデル:顧客メールと業務データを、前提を調整できる価格モデルへ変える。結論だけを出すのでなく、使う側が仮定を確かめて修正できる形にしている。
- 長い業務フロー:文書、ビジュアル案、業務設計、ファイル操作、自動化をまとめて進める。コードだけに閉じず、何段階もある業務全体を扱う作業場として使う例だ。
- 採用の仕事:技術職の分析、候補者評価、メール作成、業界調査を行う。エグゼクティブ採用の人が、毎日の判断と文章作成を助ける相手として使っている。
- スタートアップの業務アプリ:財務、案件、文書、タスク、通知を扱うGo+Reactのシステムを作る。複雑な仕事をまず計画し、明確な作業へ分けて実装を進める例だ。
- 開発の司令室:戦略、エージェントへの分担、開発、テスト、公開、運用をつなぐ。アイデアだけで終わらせず、実際の運用まで一続きにする司令室を作っている。
36例を見て分かること
- コードを書くことだけでなく、企画、調査、学習、発信、業務改善にも使われている
- 小さな個人用ツールから、管理画面つきのサービスまで作られている
- 「自分の困りごと」を出発点にする例が多い
利用枠や新機能が増えるページではない。けれど、自分なら何を作れるかを具体例から探すには便利だ。












