Claude Codeは、毎回チャットでお願いする道具ではなく、作業を回すための「自動化の部品」として使える。
XでNainsi Dwivediさんが、Claude Codeの使い方を「Loop Engineering」として整理していた。
読んでいて、自分でも今後そのまま使える形にしておきたいと思った。
Loop Engineering with Claude Code
Nainsi Dwivedi on X
Nainsi Dwivediさんは誰か
Nainsi Dwivediさんは、XでClaude CodeやAIエージェントの使い方を発信しているアカウント。
今回の投稿では、Claude Codeを「チャット相手」ではなく「自動化スタックの一部」として扱う考え方を紹介している。
ただし、公開検索で確認できる範囲では、本人の所属や肩書きを一次情報で確認できなかった。
ここでは、肩書きではなく投稿内容をもとに整理する。
大事なのはプロンプトではなくループ
多くの人はClaude Codeをこう使う。
- プロンプトを書く
- Claude Codeが読む
- 修正案を出す
- 人間が承認する
- またお願いする
この使い方は便利。
でも、人間が毎回キーボードの前にいる必要がある。
投稿で言っている面白い点はここ。
Claude Codeは、対話画面を開かなくても動かせる。
つまり、cron、CI、Git hooks、シェルスクリプトから呼び出せる。
人間が毎回命令するのではなく、仕組みがClaude Codeを呼び出す。
`claude -p` は自動化の入口になる
Claude Code公式ドキュメントでは、claude -p "query" は対話モードを開かず、問い合わせを実行して終了する使い方として説明されている。
また、ファイル内容をパイプで渡す使い方も紹介されている。
たとえば、ビルドエラーを読ませるならこうなる。
cat build-error.txt | claude -p "このビルド失敗の原因を短く説明して"
ここで重要なのは、Claude Codeが「アプリ」ではなく「コマンド」になること。
コマンドになれば、他の道具とつなげられる。
- ログを読む
- 差分を確認する
- 修正案を出す
- テスト結果を要約する
- 次にやる作業をJSONで返す
この形にすると、AIを手で操作する時間が減る。
JSONで返すと次の処理につなげやすい
人間には文章が読みやすい。
でも、自動化には文章は扱いにくい。
Claude Codeには --output-format json がある。
結果をJSONにすると、次のスクリプトで処理しやすい。
claude -p "このdiffのリスクをJSONで返して" --output-format json
ブログ運用なら、こう使える。
npm run publish:verify -- posts/example.md --strict
| claude -p "失敗理由と次の1手をJSONで返して" --output-format json
AIの返答を読むだけで終わらせない。
次の処理へ渡す。
ここがループ化の入口になる。
バッチ処理にすると大量作業が安定する
大きな作業を1回で頼むと崩れやすい。
投稿でも、作業を小さな単位に分ける考え方が出ていた。
たとえば、記事改善ならこう分ける。
- 改善対象の記事一覧を作る
- 1記事ずつClaude Codeに渡す
- 1記事1か所だけ直す
- 検証する
- 失敗したものだけ再実行する
これはattripの運用にも合う。
- 1記事1リンク追加
- 1記事1導入文改善
- 1記事1表追加
- 1記事1タイトル改善
- 失敗したら公開せず止める
人間が全部見るのではなく、失敗したものだけ見る。
これなら作業量が増えても続けやすい。
今後の自分用テンプレート
今後、Claude CodeやCodexで同じ考え方を使うなら、この形で始める。
対象を作る
↓
1件ずつAIに渡す
↓
結果をファイルに出す
↓
検証する
↓
通ったものだけ次へ進める
プロンプトは長くしすぎない。
代わりに、入力、許可する操作、完了条件、止める条件を決める。
| 入力 | 対象ファイル、ログ、diff、URLなど。毎回同じ形で渡す。 |
|---|---|
| 許可する操作 | 読むだけ、編集あり、テスト実行あり、公開なしなど。 |
| 完了条件 | テスト成功、リンク切れなし、画像数維持、HTTP 200など。 |
| 止める条件 | 削除が必要、公開が必要、3回失敗、外部確認が必要など。 |
使い方は「お願い」から「設計」へ変える
Claude Codeを強く使うには、いいお願い文を考えるだけでは足りない。
作業の流れを設計する必要がある。
人間がやることは、毎回プロンプトを書くことではない。
- どの入力を渡すか
- どこまでAIに任せるか
- 何を検証するか
- どこで止めるか
- 結果をどこへ残すか
この5つを決める。
それだけで、Claude Codeはチャット相手から作業ループの部品になる。
まずは小さくていい。
1記事、1ログ、1diff。
そこから回す。