ChatGPTで広告ポスターっぽい画像を作るプロンプトを試したら、かなり面白かった。
ただ「きれいな画像を作って」ではなく、広告クリエイティブディレクター、アートディレクター、ファッションフォトグラファー、日本語タイポグラファーとして振る舞わせる長文プロンプトです。
Xで見かけた投稿がきっかけです。
投稿では、「自分の画像を読ませてAI画像生成すると、急にダサくなる時があるChatGPT」に対して、プロフィール画面のスクショとプロンプトだけで、おしゃれな実写ポスターにできるという話が紹介されていました。
https://twitter.com/mmmiyama_D/status/2072152636288299182
この記事では、自分で試してみた結果、何がよかったのか、どこを変えると使いやすいのかを短く整理します。
できた画像はかなり広告っぽい
自分で試してできた画像がこちらです。
見た瞬間に、普通のAIプロフィール画像とはかなり違いました。
青いコート、黄色いバッグ、ピンクの靴下、白いパンツ。
色がちゃんと広告の部品として効いています。
大きな日本語タイポグラフィも入っています。
文字の正確さは完璧ではないけれど、「広告として手が止まる画面」にはなっています。
普通の画像生成より広告の考え方に寄る
このプロンプトの面白いところは、最初から「広告」として考えさせるところです。
元投稿の言い方に寄せるなら、「プロフィール画面をスクショして、このプロンプトを入れるだけで実写ポスター化する」ための型です。
よくある画像生成プロンプトは、被写体、場所、画風、光を指定します。
でも、このプロンプトは少し違います。
- 誰に向けた内容か
- 読者の欲望は何か
- どんな感情で手を止めるか
- どの言葉を最初に読ませるか
- どんな配色にするか
- 文字と写真をどうぶつけるか
画像そのものより、先に広告の設計を決めています。
その結果、単なる「美男美女の写真」ではなく、雑誌の特集扉や商業施設のキャンペーンビジュアルに近い方向へ寄ります。
ただし、元投稿にもある通り、もれなく全員美人に寄りやすいです。
本人らしさを残したい場合は、あとから修正したほうがよさそうです。
試した結果、強く出たのは色と余白
実際に試してみると、結果で強く出たのはこの4つでした。
- 写真が明るくなる
- 服や背景に差し色が入る
- 文字を置く余白が意識される
- 日本語タイポグラフィが画面の主役になる
特に大きいのは、暗いビジネス写真になりにくいことです。
プロンプト内で、暗い室内、グレー背景、普通の仕事服、LP風の左右分割を避けるようにかなり強く書かれています。
そのため、AIがありがちな「無難なプロフィール画像」に逃げにくくなります。
広告っぽく見える理由は、たぶんここです。
写真を作る前に、失敗パターンをかなり具体的に潰しています。
そのまま使うより、題材を入れてから使う
このプロンプトは長いです。
なので、ただ貼るだけでも動きます。
でも、実際には先頭に題材を足したほうが使いやすいです。
たとえば、こんな形です。
次のテーマで、広告ポスター画像を作ってください。
テーマ:
夏のAI勉強会に参加したくなるビジュアル
入れたい雰囲気:
明るい、都市的、少し知的、でも堅すぎない
避けたい雰囲気:
情報商材、セミナー広告、暗いオフィス
ここから下のプロンプトに従ってください。
(長文プロンプトを貼る)題材を先に置くと、長文プロンプトが暴れにくくなります。
使ってよかった部分
よかったのは、「日本語タイポグラフィ」を明示しているところです。
AI画像生成では、日本語文字そのものはまだ崩れることがあります。
でも、文字を正確に出すというより、「文字が主役の広告っぽい構図」に寄せる効果があります。
見出しを大きく置く。
余白を作る。
写真と文字を分離させず、ひとつの画面として組む。
この方向づけが効きます。
逆に弱いところ
弱いところもあります。
長文なので、毎回の制御は少し重いです。
そして、画像内の日本語を正確に出したい用途にはまだ向きません。
ポスターの完成品として使うより、次の用途に向いています。
- アイキャッチ案を作る
- 広告ビジュアルの方向性を探る
- CanvaやPhotoshopで仕上げる前のラフを作る
- 色と構図の候補を出す
- ブログやSNSの見出し画像を考える
文字を正確に入れたい場合は、画像生成では文字なしで作り、あとからCanvaなどで文字を入れたほうが安定します。
自分用に短く直すならこの形
毎回長文を貼るのが大変なので、自分用には少し短くして使うのがよさそうです。
一流の広告クリエイティブディレクター、アートディレクター、ファッションフォトグラファー、日本語タイポグラファーとして考えてください。
入力したテーマをもとに、明るく華やかな高予算エディトリアル広告ポスターを作ってください。
重視すること:
- スマホで見た瞬間に手が止まる
- 実写広告写真を中心にする
- 架空の日本人または東アジア系モデルを使う
- 普通のビジネス服にしない
- 明るい自然光またはハイキーなスタジオ光
- メインカラー、サブカラー、強い差し色を設計する
- 日本語タイポグラフィが映える余白と構図にする
- 写真と文字が分離したLP風にしない
- 暗い室内、グレー背景、情報商材広告風を避ける
テーマ:
ここに作りたい内容を書くこれくらいにしておくと、何度も試しやすいです。
まず1枚作ってから直すのが早い
このプロンプトは、最初から正解を一発で出すというより、1枚目で方向性を見る使い方が合っています。
1枚出してから、次のように直すといいです。
- もっと明るく
- 文字を置く余白を右側に
- 服の色を赤から青へ
- 情報商材っぽさを消す
- 雑誌の特集扉っぽく
- 背景を街中からスタジオへ
プロンプトが強いので、最初の1枚で世界観はかなり出ます。
そこから引き算すると、使える画像に近づきます。
ブログのアイキャッチ作りにも使える
このプロンプトは、ブログのアイキャッチ作りにもかなり使えます。
特に、AI、デザイン、仕事術、カルチャー系の記事と相性がいいです。
ただし、記事内容と関係ない美女画像になると弱いです。
使うなら、人物よりも「何の記事か」が伝わるように題材を入れるのが大事です。
たとえばこの記事なら、こう指定します。
テーマ:
ChatGPTで広告ポスター生成プロンプトを試しているブログ記事のアイキャッチ
入れたい要素:
ノートPC、画像生成プロンプト、明るい編集部風の空気、色面、広告ポスターのラフ
避けたい要素:
情報商材、講座広告、暗いオフィス、読めない日本語文字の大量配置このくらい具体的にすると、記事と画像がずれにくくなります。