AIに仕事を任せても進まないときは、最初から実行させないほうがうまくいきます。
先に質問。次に構成。最後に実行。
私はこの順番にしてから、手戻りがかなり減りました。
AIが弱いというより、最初の渡し方が広すぎることが多いです。
この記事では、私がいま使っている 質問 → 構成 → 実行 → 結果 → 修正 の回し方を、ブログ制作の流れで短くまとめます。
進まない原因はAIの性能より渡し方にある
AIに「これ記事にして」とだけ渡すと、だいたい次のどれかで止まります。
- 何を一番先に答える記事かが決まっていない
- どこまでやるかが広すぎる
- 調査と執筆と確認を一度に頼んでいる
- 戻ってきた結果のどこを直すか決まっていない
つまり、詰まりやすいのは実行の前です。
最初の定義があいまいだと、AIはそれっぽく埋めます。
でも、欲しかったものとは少しずれます。
最初にAIへ質問させる
いちばん効いたのは、いきなり書かせるのをやめたことです。
先にAIへ質問させます。
たとえば、最初はこれくらいで十分です。
まず質問を3つまでしてください。
私が答えたら、短い構成案を出してください。
構成を確認したあとで、実行に進んでください。
これだけで、AIが勝手に広げにくくなります。
こちらも、自分がまだ決めていない部分に気づけます。
構成を見てから実行するとズレが減る
質問の次に、すぐ本文へ行かず、先に構成だけ見ます。
ここで見るのは完成度ではなく順番です。
- 読者の最初の疑問に答えているか
- 見出しの順番が自然か
- 余計な論点が増えていないか
- どこまで書く記事かが見えているか
この確認を入れるだけで、あとから全部書き直す回数が減ります。
私はここを飛ばすと、だいたい遠回りになります。
1周は「結果を見て1つだけ直す」まで
質問 → 構成 → 実行 で終わると、また同じズレが出ます。
なので、最後に 結果 → 修正 まで入れます。
大事なのは、直す場所を1つに絞ることです。
- 冒頭が弱いなら冒頭だけ直す
- 見出し順が悪いなら順番だけ直す
- 情報が古いなら数字と日付だけ直す
一度に全部直そうとすると、また広がります。
だから私は、毎回 次に直すのは1か所だけ と決めるようになりました。
ChatGPTは整理役、Codexは実行役で分ける
私は、同じAIに全部やらせるより、役割を分けたほうが楽でした。
ChatGPTに任せること
- 何を作るかを言葉にする
- 足りない情報を質問する
- 構成を短く出す
- 戻ってきた結果のどこを直すか決める
Codexに任せること
- 調査
- 下書き
- ファイル修正
- 内部リンク追加
- 公開前チェック
考える役と動かす役を分けると、流れがかなり安定します。
近い話は、AI時代はプロンプトより「ループで回る仕組み」を作る や Codexを3か月使って気づいたこと。作れることより、止まらず進める仕組みが大事だった にもつながります。
ブログ制作はこの順番だと回しやすい
いま私がよくやる流れはこうです。
- 今日書くテーマを1本に絞る
- ChatGPTに質問させる
- 構成を1枚出させる
- Codexで調査と下書きを進める
- 自分で冒頭と見出しだけ先に見る
- 直す場所を1つ決めて戻す
ここで大事なのは、毎回全部を新しく考えないことです。
流れを固定すると、判断だけに集中しやすくなります。
夜に任せるなら「朝に判断できる状態」までで十分
完全放置で完成させようとすると、逆に怖くなります。
私は、朝に見て判断できる状態まで進んでいれば十分だと考えています。
夜に渡すなら、最低でもこの4つがあると回しやすいです。
- 目的
- 成功条件
- 避けること
- 出力の形
たとえば、こんな形です。
目的:
読者の悩みに一番先に答える
成功条件:
冒頭で答えが分かる
避けること:
長い前置き、未確認情報、同じ話の繰り返し
出力:
タイトル、導入、見出し、本文、未確認事項
この形なら、朝に見たときも判断しやすいです。
逆に、全部任せて全部完成していることを期待すると、確認コストが重くなります。
良い記事の条件も先に渡しておく
私は、記事の内容だけでなく、良い記事の条件も先に渡すようにしています。
- 最初の数行で答えが見える
- 見出しだけでも流れが分かる
- 事実と意見が混ざりすぎない
- 読んだあとに次の行動が決まる
- 関連記事へ自然につながる
この基準があると、毎回「今回はどういう文体で」と長く説明しなくて済みます。
結論
AIに仕事を任せても進まないなら、足りないのは気合いではなく順番です。
先に質問。次に構成。最後に実行。
そして、結果を見て1つだけ直す。
私はこの形にしてから、AIが便利な道具で終わらず、仕事を前へ送る相棒に近づきました。
最初から完璧を狙うより、回る形を作るほうがずっと効きます。
次に読む記事
- AI時代はプロンプトより「ループで回る仕組み」を作る
- Codexを3か月使って気づいたこと。作れることより、止まらず進める仕組みが大事だった
- Codexで止まりやすい原因まとめ|使用量・認証・依頼文の切り分け方
- Codexの消費量は短文で減る? 迷わせない依頼文の作り方
FAQ
いきなり実行させると何が起きやすいですか?
論点が広がりやすいです。
その結果、欲しかった答えから少しずれたものが返ってきやすくなります。
ChatGPTとCodexは必ず分けたほうがいいですか?
必須ではありません。
でも、整理する役と動く役を分けると、どこで詰まったか見えやすくなります。
夜に任せるときは何を先に決めればいいですか?
目的、成功条件、避けること、出力の形です。
この4つがあると、朝に見たときの判断がかなり楽になります。












