何度も見た写真。青い球体が浮かんでいる宇宙の無限の闇。その球体が我々が住む地球です。しかし、その地球を目の当たりにしたのはごくわずかな人間だけ。彼らは地球を宇宙から見て何を感じたのでしょうか。毛利衛さんは、この地球を「まほろば」と表現しました。

地球まほろば
「まほろば」とは、日本語の古語で、「理想的な場所」や「素晴らしい土地」を意味します。地球が宇宙の中でどれほど特別で、どれほど美しいかを称賛する一言です。
宇宙飛行士がこの言葉を用いるとき、彼らは地球全体の美しさや貴重さを強調しています。地球上に存在する生命の多様性、自然の美しさ、さらには人間社会の複雑さが一つの球体に包まれているという奇跡。それを彼らは目の当たりにしたのです。
しかし、この言葉はただの賛美ではありません。それはまた、我々が生きているこの地球の尊厳と重要性を思い起こさせる警鐘でもあります。地球は我々が今まで知っている中で唯一の生命が存在する惑星であり、それは保護と尊重を必要としています。
「地球まほろば」――これは地球と我々がどれほど強く結びついているかを示す表現であり、宇宙を旅する我々に、その価値と美しさを再認識する機会を提供してくれます。
宇宙飛行士が見た地球の景色を通して、地球の持つ素晴らしさを再確認し、我々の行動がこれからも地球を「まほろば」であり続けさせることがいかに重要かを理解しましょう。我々一人一人が地球を愛し、尊重し、保護する行動を起こすことで、未来の世代もまた、我々と同じようにこの美しい地球を「まほろば」と呼ぶことができるでしょう。
2023年の『月でくらす展』
2023 4.28〜9.3までやっているのでぜひ!
https://tsukidekurasu.com/
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