小便小僧(しょうべんこぞう)は、放尿する少年を模した像。噴水の一種。ベルギーのブリュッセル市庁舎にあるものが本家で世界各所にレプリカがある。ブリュッセル市庁舎の像は、15世紀ごろか早くとも1388年には存在したことが確認されている。過去に何度も盗難の被害にあったが、現在の像は、1619年にフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワにより製作されたブロンズ製のものである。侵略者が城壁を爆破しようとしかけた爆弾の導火線を小便をかけて消し、町を救った少年がいたという武勇伝説。この少年の名はジュリアンといい、小便小僧の愛称「ジュリアン坊や」はここに由来するといわれている。
現在設置されている像はレプリカであり、オリジナルの像は1960年代に紛失